毎日の習慣や哲学の実践をつづる40代ブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けている40代です。

仕事とは本来サービスであって人の為に尽くし、人の役に立つ事。現代はお金を生む事。

私は会社に勤めています。その意味では、毎日のように仕事をしています。仕事をするとか、働くとか、そういう事自体は本来嫌いな事ではないし、価値がある事だと感じています。ですが、一方で、仕事をするという事が、一方で苦しく感じる事もあります。

 

そこで、仕事について考えてみたいと思います。

 

仕事については、色んな説明があるとは思うのですが、個人的には、以下のように分類できるのではないかと思います。

 

  • サービス
  • 価値の創造
  • お金を得る
  • お金を生む

 

何故、「サービスする事が仕事だ」と思ったかですが、英語の本を読んでいると、よくサービス(Service)という言葉が出てきます。日本でいうところのサービスとは違う感じがあります。日本ではサービスというといわゆるサービス業で、第三次サービス業などという使われ方が分かりやすいですが、アメリカなどでは、軍人とか兵役の事をミリタリーサービスと言ったりして、日本人が使うサービスとは違う感じがあります。

 

サービスとは、語源からすると、「相手の為に尽くす事」のような意味で、こちらの方がしっくりきます。他に、「召使」や、もっと語源にさかのぼると、「奴隷」などもサーブする事に関連して出てくるという話もあるので、なるほど、とも思いますが、この「相手の為に尽くす事」がサービスと捉えると、仕事=サービスというのは、凄く納得できます。

 

人の為に仕事をする事も、社会の為に仕事をする事も、サービスという観点から仕事をすると考えると、確かにそれが、仕事であり、働くという意味で、非常にシンプルで分かりやすいと感じます。それでお金を得て、社会が回っていく、とても良いと思います。

 

要するに、仕事はサービス、サーブする事であり、人の為に尽くす事で、人の役に立つ事だと思います。

 

だから、仕事とは、家事のようなものも含むのであり、お金とは本来関係が無いと言えると思います。

 

そして、2番目の価値の創造、これも、現代では、仕事をする事と言えるように思います。ここで言う価値とは、人にとっての価値であり、社会にとっての価値です。役に立つ道具を作る事や、役に立つ知識や技術は、価値と言えます。なので、1番目に挙げたサービスするという仕事を目的として考えると、価値を創造するという事は、その手段という意味を感じます。人や社会に尽くし、役立つために、価値を創造する。そうだなと思います。

 

そして、3番目の仕事が「お金を得る」というものです。生活をするためには、お金が必要なので、お金を得るために仕事をする。とてもシンプルな仕事の目的です。そして、サービスするという仕事の目的と、若干意味合いが変わってきています。

 

人類の歴史の流れのようにして考えてみると、本来人々は、人の為に尽くし、役に立つ事で仕事をしていたのですが、それで社会が良く回るようになり、さらに、有形無形のあらゆる価値が生まれて、そして、それらのサービスや価値の回転を良くするために、価値の交換可能なものとしての代替物=メディアとしてのお金が生まれたと考えると、分かりやすいと思います。

 

つまり、市場のシステムが発達した事によって、お金の循環を良くする事がとても重要になって、その結果、人にとって、この社会システムの中では、お金を得る事が目的で、サービスする事や価値を創造する事が手段になってしまったと言えます。人々がお金を得てお金を払う、その結果としてお金が回る。お金は市場のシステムの潤滑油ですが、もはやシステムの要であるというわけです。

 

そして、4番目が「お金を生む」事です。資本主義経済は、上の市場原理を土台としてその上に乗っかっています。お金の循環の効率を上げる事が市場にとっては良いし、お金が増える事が市場にとっても良いわけです。資本主義経済では、お金を持っている者が先行投資して、そして人々がそのお金を賃金として得て仕事をして、そして、投資を上回る利潤を生みだします。これに成功する事で資本主義経済は上手く回ります。お金を生み出し、お金を増やす事が、資本主義経済では目的です。

 

現代は、資本主義経済システムが基本ですから、市場でお金がただ循環するという事を超えて、4番目としての「お金を生む」という目的の為に人々は動員されていて、その結果として、3番目の「お金を得る」という事が成立します。この「お金を得る」という事が、現代の人々の仕事をするという事の目的になっていて、システムとしては仕事をする事自体はその為の手段です。そして、1番目のサービスする事や、それにつながる2番目の価値を創造する事は、4番目の「お金を生む」という目的のための手段です。

 

仕事をするという事は、上に挙げた①②③④を含んだものだと思いますが、人が本来、人の為に尽くす、人の役に立つ、という分かりやすい仕事の目的が、現代では、それは手段となっていて、③を通り越して、④のお金を生む、という事に動員されているというのが実態であろうと思います。

 

だから、あらためて、仕事をする、働くというのは、根源的では、お金を得たり、生んだりする事ではないんだという事を理解しておくことが大事だと思います。

 

サービスするという意味での仕事をして、価値を創造し、その結果、世の中がより回るようになっているわけで、これが本来の仕事です。

 

実態としてはそこから、目的としての仕事と、手段としてのお金が、システムの発達によって反転して、手段としての仕事になり、目的としてのお金になり、さらにシステムが加速して、システムの目的としてのお金を生むという事に、人々の仕事が手段として動員された、そういうわけです。

 

ですが、システムを支えている土台は、サービスするという意味での人々の仕事です。仕事の本質とは、サービスであり、人の為に尽くす事であり、人の役に立つ事です。ここから出発して考えれば、仕事とはとても気持ちの良いもので、優しさに溢れています。

 

そういうわけで、サービスをするという観点で仕事をする事、働く事を見直してみると、仕事を気持ちよく、意味を感じてやれるように思います。