毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

人からの評価。漠然とした不安。毎日の瞑想で自分に向き合って対処する。

漠然とした不安感ってないでしょうか。不安感なのか何なのかはっきり分からない事もあると思うのですが、もやもやした感じというんでしょうか。

 

今回は、自分の抱える漠然とした不安に対して、毎日の瞑想で自分に向き合って対処する、というお話をしたいと思います。

 

会社からの評価が不安とか、恋愛を含めて人間関係での他人からの評価が不安とか、どうしても、人間の作る社会の中で生きているので、その関係性の中で他人からの評価が得られていない不安という事はあると思います。会社からの評価と言っても、結局は会社内では他人というか上司など人事権を持っている人が評価するわけですから、要は他人からの評価です。

 

言ってしまえば、他人からの評価は気にし始めればきりがないし、他人からの評価を得るために何かをしようとしてもそれもきりがありません。その意味で、人間社会の中で他人からの評価を気にして漠然とした不安になる事は仕方のない事だと思います。

 

それよりも、自分自身を取り戻して、常に自分の自信を取り戻す事が大事だと思います。周りの事、人の事を気にし過ぎるのは、確かに自分に自信がないからというのはあると思います。自信がないから、他人との関係性の中で、自分で勝手に不安になってしまうんだと思います。

 

ただし、自信がないというのも社会の中での相対的な関係性によるもので、すべての事において不安という事はないと思います。仕事が出来ていると思えている人は、会社や他人の評価にそんなに気にせず不安の程度は低いでしょうが、そういう人でも恋愛には自信がなかったりして、その事に関してはいつも不安を感じていたりします。働いて恋愛関係はすでに関心事ではなくなって不安感は全くないという人もいるとは思いますが。あらゆる面で、人は自信があったりなかったりするし、それらも人間社会の中での相対的な関係性によるものだと思います。

 

瞑想は、自分自身に向き合って、内省して、自分を保つ良い方法です。このような漠然とした不安に対しては、毎日の瞑想によって対処する事が良いと思います。私は毎朝15分くらい瞑想しています。呼吸に集中しながら、自分の身体の状態をチェックして、身体のどの部分が疲れているか、痛んでいるかに気付くようにしています。漠然とした不安感や不快感、ネガティブな感情は、身体の状態に基づいていたりします。そして、さらにしばらく瞑想を続けます。自分を客観的に観るようにして、自分が何を考えているのか、気にしているのか、不安に思っているのか、を知るようにしています。会社の事ばかり考えているなら、それは会社からの不安に基づいているのかもしれないし、人間関係の事ばかり考えているなら、それはその人間関係に基づく不安に基づいているのかもしれません。そういう漠然とした不安に気付く事はとても重要だと思います。

 

そして、それらの事について不安に感じているという事を、しっかりと認めて受け入れる事が大事だと思います。自分はその事に不安なんだ、自信がないんだ、という感じで。そうやって、自分の不安感や自身の無さを認めていくと、逆に、自分なりにある程度自信を持っても良い事にも気付いたり、他人の評価に振り回され過ぎている事にも気付いたりしてくると思います。不安感に対しては、冷静な心でないと向き合うのは難しいです。瞑想によって、心を落ち着かせて、自分の感じている事、不安に思っているという事、をゆっくりと時間をかけて認めていく事が大切だと思います。

 

今回は、人からの評価など、漠然とした不安に対して、瞑想によって対処するというお話しでした。不安感は大事なサインである一方、過剰に不安になっている場合もけっこうあります。そういった漠然とした不安感に対しては、日々の瞑想によってしっかり自分と向き合って、自分の安定性を取り戻す事が大事だと思います。そうすれば、そこから一歩踏み出せると思います。