毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

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精神的疲労と身体的疲労は「姿勢」でつながっている

朝から、頭が重かったり、鬱っぽかったりして、精神的に疲れている事があります。同時に、身体も重くて疲れている、そんな感じでしょうか。

 

精神的疲労や身体的疲労は基本的に独立していなくて、つながっていると思います。精神的に疲れてくるとそれに伴って身体的にも疲れてきますし、身体が疲れてくると同じく精神的に疲れていきます。

 

例えば、頭が重い、目頭や眉間の辺りが重い、そして、身体が重い、だるい、肩こり、首こりがひどい、足や腰が痛い、精神と身体の疲れがありますが、それらは姿勢の悪さでつながっているように思います。そこで今回は、精神的疲労、身体的疲労に関して、姿勢の観点で考えてみたいと思います。

 

精神的に疲れてくると、頭や身体がだるく重くなってきますから、身体に力を入れる事がきつくなってきます。そうすると、たいてい立っているのが疲れてすぐ座っていたくなるし、姿勢よく座るのもきついですから、猫背気味になったり、足を組んだりしてしまいます。そうやって、身体の筋肉に力を入れるのがきつくて面倒くさくなって、身体が弛緩気味になってしまいます。そうすると、身体全体や頭への血の巡りも悪くなりますし、足もむくんできます。

 

また、身体的に疲れてくると、集中力や思考力が低下したり、ストレスや不快感が取れなかったりして、精神的に疲弊してきます。悩み過ぎたり、何か嫌な気になっている事に囚われ続けて思考する時間が長くなったりすると、目元や眉間に力みが生じて、眉間辺りから頭を通って、首から背中、腰へと、筋肉が引っ張られます。そのようにして、筋肉も疲れて姿勢が保っていられなくなって身体的にも疲れがたまってきます。

 

精神的疲れも身体的疲れもつながっていて、循環しています。なので、精神的にも、身体的にも、それぞれ疲れを取るアプローチが大事だと思います。

 

精神的疲労に対するアプローチとしては、例えば、瞑想する事は基本だと思います。姿勢もきちんとする事が大切ですし、呼吸に集中して、心も落ち着かせられます。呼吸は身体を整える第一歩で、それによって血行を改善するというだけでなくて脳内の脳脊髄液の循環をよくするという話もあります。そして、内省して、心身の疲れに気付きやすくなります。自分の身体のどの部分が疲れているのか、頭が重いとか、肩が痛いとか、腰が痛いとか、ひとつひとつ身体な部分を点検していく事で色んな身体的疲れに気付く事ができます。また、何に悩んでいるのか、つらく感じているのか、そういう事にも気付いて、自分で自分の受け止めたり、思考の整理をして、疲れの原因を突き止めたりする事も出来ます。

 

そして、身体的疲労に対するアプローチとしては、ストレッチやマッサージが重要です。姿勢が悪い事が原因で、頭から首と肩を通って腰や足に至る筋肉が疲れていますから、首を回したり、肩甲骨を緩めたり、肩や胸周りの筋肉をほぐしたり、腰回りや足回りの筋肉を伸ばしてほぐすことが大事です。ハムストリングも伸ばして、ふくらはぎも揉んで血行を改善させます。額から頭にかけて、自分の指を使ってマッサージするのも、頭から頭頂部や後頭部を通って足に至る筋肉を緩める事に効果的なので、時間をかけてお風呂に入っているときにやるなど良いと思います。もちろん、運動も重要です。疲れているときはハードな運動はきついですから、私はテレビ体操など軽い運動をしています。軽いジャンプも、身体の軸が曲がっている場合適度な負荷があって、また、血行の改善もあって良いと思います。もちろん、ウオーキングなども良いと思います。

 

基本的に、精神的疲労と身体的疲労は循環しています。なので、どちらだけを何とかしようとせずに、精神的にまいっているときも身体のケアを忘れないようにして、また、身体が疲れているときもメンタル面へのケアを大切にすると良いと思います。そして、特に、姿勢は、頭に寄った精神と、足を含む身体全体とを、心身に支えています。頭から足まで神経や血管や筋肉がありますから、それらは姿勢の影響を受けます。その事を意識して、心身へのアプローチを大事にしましょう。