毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

気持ちの切り替えに。瞑想とセルフ・コンパッション。

日々の生活の中で、忙しくてすぐにオーバーウェルムドしてしまって、どうにも自分を動かせなくなるって事、本当によくあるんですよね。そして、なかなか自分を前に進ませることが出来なくて、一日憂鬱に過ごしたり、つらいネガティブな一日になってしまったりすることがよくありました。

 

最近では、早めに切り替えられるようになって、自分を少しは動かして、変化を与える事ができるようになったかな、という気がします。私は、瞑想を続けて3か月は経っていますが、瞑想はとても良いです。また、セルフ・コンパッションの意識も大事です。そして、瞑想とセットで行うのがとても有効です。今回は、そのようなお話をしたいと思います。

 

まず、瞑想です。何故瞑想をするかと言うと、自分を切り替えるには、心や頭が落ち着いた状態でないと上手くいかないからです。瞑想で、サリエンス・ネットワーク(SN)の脳モードというのが最近注目されています。自分を内観する脳モードです。脳のモードには、無意識の脳のモードであるデフォルトモードネットワーク(DMN)や意識的に判断や思考を行っているセントラルエグゼクティブネットワーク(CEN)がありますが、それらを客観的に観るSNのモードに脳の状態に持っていくと、脳のモードを切り替えやすくなります。ハブのような機能です。このSNのモードに脳の状態を持っていくには、心が静かで落ち着いていないとできません。SNの脳モードの状態になれば、自分の今の状態に客観的に気付いて、「じゃあ。こうしよう。」と考えを修正する事がしやすくなります。

 

そして、セルフ・コンパッションです。自分の今の状態を否定して、今の状態が嫌で、この状態から脱したい、逃げたい、という冷静でない、ネガティブなバイアスのかかった状態では、自分を良い方向に切り替えていく事が出来ません。なので、瞑想により、SNの脳モードで自分自身と向き合いながら、今の自分を認めて、受け止めていく事が大事だと思います。そして、自分の今の状態を肯定的に思えてはじめて、それから自分をどう切り替えていくか、前向きに自由な心で考えられるようになると思います。自分を動かしていきたい時は、自分を肯定的に感じて、自分に対して優しい気持ちになっている事がとても大切です。

 

私は、たまに、このように、瞑想とセルフ・コンパッションのセットで行う事で、上手く切り替えるようにしています。5分や10分の時間があれば、意外とどこでもできたりします。もちろん落ち着かない、うるさい場所では難しいですが、静かで適した場所であれば可能だと思います。私の場合は、瞑想は習慣になっているので、比較的すぐに取り掛かれるようになっているので、少し瞑想の訓練は必要なのかもしれませんが、とても有効だと思います。