毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

承認欲求や自己効力感の問題を克服する。自己理解を高め、自由になる。

人は、承認欲求の問題を抱えやすい。だから、自分と向き合って、自己理解を深める事がとても大事だと思います。

 

人間は、自分の力を感じたい。自己効力を感じたい。ですが、それを自ら感じられないから、自分以外の誰かや社会から感じさせてももらいたいと願望する。渇望する。

 

ですが、自分で自分を充足させようとしないと、自分以外の何かから自分の自己効力感を満たしてもらいたい欲求が止まらない。充足してもらっても、それでも、渇望が続くわけです。

 

お菓子を食べても、また食べたくなる。それに似た仕組みです。まるで、中毒です。

 

承認欲求とは、そのような形で現れます。ですが、それは人間の普通ですから、いかにこの問題を自分で克服するか。そういう事が大切です。

 

自尊心の乱高下というか、承認欲求の乱高下というか、とにかく、他人から承認されなくても、また、されても落ち着かないわけです。されなくても落ち着かないし、また、され過ぎてもそれはそれで落ち着かないわけです。不安定になるわけです。

 

症状としては、まるで、双極性障害の乱高下のようです。上がり過ぎるとその後は落ちまくるわけです。

 

それでは、精神は不安定で大変です。

 

だから、まずは、自分で自分を認める。自分を客観的によく見る。よく認識する。自己認識する。

 

そして、自分にそれなりの力がちゃんとある事を知る事です。自分の効力の程度は重要ではありません。自分には、ちゃんと力がある。力を育ててきている。正しく、自分で自己効力感を取り戻すわけです。身につけるわけです。

 

自分には、どんな力があるのか。具体的によく知る事を大切です。自己効力感の足りなさは、ひょっとしたら、自分に対する関心の低さかもしれません。自分に対する関わりの少なさかもしれません。

 

自分に向き合って、自分に積極的に関わって、自分の事をよく知れば、自ずと自己効力感を取り戻す事が出来ます。

 

自己効力感を正しく持てば、承認欲求の過剰さは低下します。そんなに自分以外の何かから過剰な承認をもらわなくても、安定してきます。

 

そのような状態になって、はじめて、自分が何をしたいのか、どのように生きたいのか、が考えられるようになるかもしれません。

 

人間は、案外不自由です。自分が何をしたいかも分からないくらい不自由です。それは、自己効力感の足りなさ、承認欲求の過剰さ、そういった問題から来ています。

 

ですから、自分理解を高めて、自己効力感を高める。その事によって自由になれるのです。