毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

走り続けなくてもいい。たまにひと休みして、走り方や走っていく道を変える。

たまには休んでもいい。そう思います。日々、何か四苦八苦して何とか前に進もうとしているかもしれませんが、ひと休みしたいなと思ったときは、そうした方が良いんだと思います。

 

人は、ずっと走り続ける事は出来ません。確かに人間は走る生き物であるんですが、それでも、たまにはひと休みしたっていいんです。

 

走らないまでも、人は基本的に歩き回っています。歩き回る生き物です。ですが、それでも、時にはいったんその場に座り込んでひと休みしたっていいんです。

 

緩急は大事です。走る時は走りますが、止まるときは止まっていいんです。歩いている時だって同じです。進んだり休んだり、そういうものです。

 

より前に進んでいきたいなと思う時こそ、うまく、人間の持つばねのような性質を活かして、進んだり休んだりして、緩急をつけて、収縮運動をしながら、のらりくらりと進んでいったらいいんです。

 

何故そんなに止まれないと思ってしまうんでしょう。また、何故そんなに休めないって思ってしまうんでしょう。それは、休んだ方が良いという、人間の効率性を知らないからです。休み休みやりながら進んでいくという収縮性を持った人間にとっての効率の良さというものを知らないからです。

 

そう言った人間の性質を知るためにも、一度休んでみたらいいと思います。その場にへたり込んでみたらいいと思います。きっと、そこから見える景色は、休めないと思っていた時の景色とは違って見えると思います。案外悪くない、そして、全然違う景色が見えると思います。

 

休んでいるうちに、頭の中はがらりと変わります。走り続けていた時の脳の状態とは全く違う状態に変わります。頭が思っているよりフレキシブルです。フレキシブルな頭を上手く使ってこそ人間です。そういう柔らかさを、身をもって知ってみたらいいと思います。

 

いったん立ち止まって、休んでみたらわかる事ですが、その後、想像を超えて、走り方が変わってきます。歩き方も変わってきます。そんな走り方があったかと、また、歩き方があったかと、きっと驚きます。

 

走り方だけでなく、走る方向、走る道も変わっている事に驚きます。歩く事ももちろん同じです。一息入れる。ひと休みする。この効果を、身をもって体験すべきです。

 

たまには休んでいいんです。ひと休みしていいんです。ずっと走っていなくていいです。歩き続けなくてもいいんです。むしろひと休みした方が、人間の収縮運動を発揮して、その後の走り方、走る道が大きく変わってきます。