毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

自己評価を正しくする習慣。

自己評価というものを、人はしているんだろうか。そして、正しい自己評価というものをちゃんとしているんだろうか。案外出来ていないんじゃないかと思います。

 

何か自分とは違う基準、特定の誰かといった他人の基準という感じでもなく、ただ漠然とした高い基準から、自分はいつも足りていない、そんな風に、減点方式の自己評価をしてしまっていないだろうか。

 

自己卑下する癖が身についていないだろうか。そして、何かと自分の出来ていない事ばかりに注意が向いて、自分はいつも出来ていないという自己認識になって、自己評価を無駄に下げていないだろうか。そして、その無駄な低い自己評価を日々重ねていないだろうか。

 

受験の経験がある人なら分かるかもしれませんが、例えば何故か92点も取れているのに、マイナス8点とカウントしてしまっていないだろうか。何故か基準が根拠なく100点になっていて、原点方式になっている。100点って、つまり完璧という事です。完璧な状態から原点方式で自己評価をしてしまっている。そういう事になっていないだろうか。

 

このような自己評価を無意識に習慣化していると、おそらく、自己評価は低く、自尊心も低いという事になってしまっているように思います。

 

一方で、自分に対する評価は他人がするものであって、自分がするものではないという風になっていないだろうか。他人が自分に対して高い評価をしてくれない限り、ずっと自分の評価は低い状態になっていて、他人や会社から評価をもらってはじめて評価をされたと喜んでしまう。そして、他人からの評価に過剰に喜んでしまう。また、他人からの評価を過剰に期待してしまう。気にしてしまう。そんな仕組みでは、きっと苦しいままです。

 

だから、自分で自分に対して、正しく自己評価をしてあげる事が大切だと思います。自分で自分を正しく自己評価していれば、自分を低く評価するときがあったとしても、自分を高くする時も必ずあるはずです。自分を客観的に正しく評価しているなら、良いときも良くない時もあるのだから、自分を高く評価するときは必ずあります。自分の基準を自分でちゃんと設定できているなら、自分に対する評価は低い時も高い時も、両方同程度あるはずです。

 

そのような正しい自己評価を、毎日のように習慣としてやっていく事が大事です。無駄な低い自己評価の習慣を止めて、正しい自己評価の習慣に書き換えていく事が大事です。

 

そうしていく事で、自尊心もちゃんと回復して、落ち着いてくると思います。