「このままじゃいけないんじゃないか。」このように考えてしまう癖があると、非常に面倒くさいです。
自分で、自分自身について、いつも問題があるように感じてしまう。このような事を自然と常にやってしまう。あまり良くありません。
人生の経験によって、もはや習慣になってしまっています。自分で勝手に、自分の事について問題を感じて、そして、自ら自分に問題があると思って、自分を否定してしまうわけです。
「自分はいけないんじゃないか。自分は今のままではいけないのではないか。」
この自己否定の癖は、あまり放っておかず、「自分はこのままでいい。」と意識的に書き換えてあげる事が大事です。
習慣とは、物凄い力を持っています。毎日のように習慣としてやっているものだから、もはや何の努力も無しに、いつでもそのように習慣としてやってしまいます。
「このままではいけないのではないか」。
きっと、長い人生、若い頃から、「このままじゃいけない。」と思ってきたんだと思います。
自分の事だけでなく、世の中の事も、他人の事も、色んな事を、「何か問題がある。」「このままじゃいけないんじゃないか。」と言って、何かと問題にし、現状を良くない状態であると自ら無意識に認識して、結果的に、常に、何か自分や自分以外の何かから問題を探し出そうとしてしまいます。
いつも、問題だらけなわけです。そして、自分の人生も、問題ドリブンで突き進んでいるわけです。そのように常に問題があって、それを解決したり、回避したりして、そのようにドリブンして生きてきて、今でも常に問題とは隣り合わせなわけです。認識の上では。
もはやそれは癖です。習慣です。
問題があろうがなかろうか、問題をいつでも見つけ出そうとするし、問題にしようとしています。
また、自分のことが良かろうが良くなかろうが、いつでも自分には問題があって、その問題をどうにかしないといけない。そういう風になってしまっています。
ですから、そのような、自己否定の癖、自己否定の習慣を改善するべきです。いつでも、そうなっていないかチェックして、「基本的には、このままで良い。」と自分に言い聞かせてあげるべきだし、「基本的には、問題はない。」と自分に言い聞かせてあげるべきです。
「このままじゃいけないんじゃないか。」このように考えるのは悪い癖です。悪い習慣です。ですから、この自己否定の習慣を止めて、「このままで良い。」「何も問題はない。」と書き換えてあげる事が大切です。