人は身体が中心なのである。そう思います。色んな欲求も実現したい事も、生きていく中ではたくさんありますが、それも源は身体なんだと思います。
世の中、生きていく為には、色んな事をやっていかないといけないし、でも、色んな事が出来るとも言え、ある意味凄く楽しい世の中と言えます。色んなことは、多くの人々がほとんど作ってきた事であるし、それらをいかようにも親しむ事が出来て、活用する事が出来て、またその一部を自分自身の手で作り上げて、色んな事とのひとつとして加えてもらう可能性もあります。諸行無常のこの世界には、自分もその一部として含まれているという事です。
そのような世の中のありとあらゆるものを楽しみ、味わう事が出来る自分自身も、身体から出来ているわけで、その身体がそれを実現しているわけです。
そのような意味では、身体の状態は安定している必要があるわけです。それらを感じ取るだけの状態が整えられている必要があるわけです。そうでないと、世の中のありとあらゆるものを味わう事が出来なくなってしまいます。
そして、世の中のありとあらゆるものはどれも分かりやすく、強度が強いものばかりではありません。さりげないものもたくさんあります。というより、気付かないものがほとんどかもしれません。
そのようなありとあらゆるものを感じ取るのも私たち自身です。私たちの身体です。だから、常に身体の感度は保っておかなくてはなりません。鈍感でもなく、敏感すぎる事もなく、程よい感度です。
日々生きていれば、身体は疲れますし、ストレスは溜まります。そして、頭も疲れて、脳もはちきれんばかりになって、何も正しく感じられなくなります。それは人間の身体のである以上しょうがない事ではありますが、それでも、出来るだけ自分にとってのちょうど良い状態に、いつでも戻ってこられるようにしておかなければなりません。
確かにそのような事は、習慣作りや、日々積み重ねていく実践や努力や知恵が必要なのかもしれません。
ですが、そのようにしていく事によって、身体の状態を良くなり、そして、世の中のありとあらゆるものを味わって感じる事が出来るようになります。ウェルビーイングはそのようなものだと思います。
この世の中で生きていく為には、ありとあらゆる色んなものを摂取していく事になりますが、それも身体がそうさせてくれるわけです。だから、常に自分の身体の状態は整えられている方が良いし、良い状態にしておかないといけません。身体こそが大事です。