毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

余裕の無い朝。ゆっくりと過ごす習慣。身体を動かし、呼吸を整える。

余裕の無い朝。色んな事に頭の中が囚われて、余裕の無い朝。そんな朝は、出来るだけゆっくり始める事が大事です。

 

ゆっくり始める為には、自分に余裕が無いという事に気付く事が大切ですが、その意味でゆっくりと過ごすという事を毎朝の習慣にする事が大切です。頭の中がいっぱいになっていたとしても、それでもゆっくり過ごせるように、頭でどうにかしようとせず、身体で自分を動かしていく習慣を準備しておくことが大事です。

 

だから、朝は基本的に、身体を動かす事から始めるのが良いと思います。起きてから30分くらいはあんまり考えてなくても出来る事を身体に任せて淡々とやっていく事が良いように思います。身体を動かしていると、身体に徐々にエンジンがかかってきて、身体とともに頭も温もってきます。頭が良い感じに温もってきたら、落ち着いて考える事が出来ます。その状態に持っていく為の、準備運動のようなものです。

 

ゆっくりと過ごす具体的な方法は、呼吸に意識を整える事です。呼吸に意識を向けて、ゆっくりと息を吸って吐いてをやっていると、少しずつ落ち着いてきます。そして、自分自身に向き合えるようになって、客観性を取り戻せます。自分との間合いを取れるようになると、余裕の無い頭が、冷静な頭になって、まともに考えられるようになります。呼吸は無意識でやっている事であると同時に、意識的にもコントロール出来る事です。自分自身が、身体から成っている事、神経生理学的な仕組みから成っている事がよく分かります。

 

人間の脳にはたくさんの神経がありますが、神経が人間にとって重要だとすると、神経は脳だけではなく全身に広がっています。頭の中の神経の活動だけでどうにかしようとするのではなく、身体全体に広がっている神経の活動によって自分自身を動かしていこうとする事が重要です。その為に、身体を動かす事が大事だし、呼吸をコントロールする事です。

 

それでも余裕がまだ無いと感じているなら、積極的に筋トレをする習慣や、ストレッチをする習慣や、体操をする習慣を身につけていく事が大切です。積極的に筋肉を動かすと、神経生理学的な作用と同様、強く身体全体に影響を与えることが出来ます。そうしていくうちに、自ずと頭の方にも影響が伝わってきて、考える事もガラッと変わってきます。

 

そういうわけで、余裕の無い朝、特に頭の中が余裕の無い朝のためには、ゆっくりと過ごす習慣が大事です。その時間で、身体を動かし、呼吸を整える。そうする事で自然と余裕が生まれます。