毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

不安感は身体が感じている。身体のモードとしての生理学的な状態にアプローチ。

頭の中でも勝手に色んな事を考えてしまって、不安感を感じてしまうという事はよくあります。不安感は煩わしく、それに伴ってメンタルの状態がネガティブになってくると、疲労を感じたり、元気がなくなったりします。

 

不安感は基本的には身体が感じている事なので、不安感の原因と思われる事を頭の中で色々と考えて解決しようとするより、まずは身体にアプローチする事が大切だと思います。

 

不安の状態で頭を使って何とかしようとしても、逆に不安に関する内容が頭の中でもっと膨らんだり、違う種類の不安の内容に展開していったりして、不安を軽減させるのが難しくなっていきます。

 

なので、不安感を感じる状態になったら、身体を活発に動かしたり、身体を心地良くさせたりする方向に持っていくのが良いと思います。

 

筋トレはその意味で手っ取り早い方法だと思います。直接筋肉に働きかけるので、身体が凄く活性化します。不安感のベースとしての身体自体のモードが変わってくると、不安感の感じ方が変わってきます。感じ方が違うという事は、すでにその不安感は軽減しています。場合によって、その不安感がどうでもよくなっています。

 

心肺機能に多少負荷がかかる程度の運動は、凄く良いと思います。歩行でも、早歩きして、しばらく歩いていると気が付いたらそれなりに息が上がってきて、そういう状態になると、身体のモードが変わってきて、不安感に基づくモードが変わって、不安感自体が軽減したりどうでも良くなったりします。外に出なくても、家の中で、その場で歩くような運動をしたり、軽くジャンプしたりするような運動をすると、それなりに息が上がってくるので、そういうのでもいいと思います。

 

私はNHKのテレビ体操を見ながら10分程度体操を習慣としてやっていますが、10分くらいやっていると、身体のモードは十分変化するので、その意味では、ラジオ体操くらいの時間をかけて軽く運動するのは良いと感じます。

 

そういうわけで、ポイントは身体のモードを変えるという事だと思います。身体の生理学的な状態を変えていくと、不安に関する状態も変わってきます。不安感などの感情も、汗をかくような身体の状態も、結局身体の生理学的な状態に関係しているので、生理学的という意味での身体のモードにアプローチする事がとても良いと思います。

 

不安感は、頭の中から生まれるように感じて、頭で何とかしようとしてしまいますが、実際は身体の生理学的な状態に基づいているので、この状態をアプローチするという事で、筋トレや体操など運動して身体のモードを変えていく事が良いと思います。そうすれば、不安感は軽減しています。