毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

幸せを感じていない時。不安感に対して客観視で対処する。

日々、気が付いたら、不安な事に気を取られている事ってあると思います。というか、実際にはその事にも気が付いていなくて、例えばずっと仕事の事について考えていたとか、実はそれはよくよく考えてみると、何か不安に基づいていた、というような事です。

 

幸せを感じるという事について考えると、幸せを感じている時というのは、「安全や安心」を身体が感じている時に、自ずと身体が心を開いている状態になっている、そういう状態だと思います。そう考えると、不安を感じているのは、その逆ですから、幸せを感じていない状態と言えると思います。

 

不安感を抱いている事は、自分では明確には分かりにくいものです。周りの人から侮られる不安、軽視されているのではないかという不安、見下されているのではないかという不安、こういうのは、言語化された形で認識できていない事が多く、無意識にそういった事に囚われ続けていて、それでずっと考えていたりします。でも、その根っこは、そのような不安感だったりします。

 

ポリヴェーガル理論を参考にすると、不安感を無意識に抱きながら、それらの事に囚われ続けていると、身体は自ずと背側迷走神経系と交感神経系を活性化させることになります。そうなると、イライラしたりストレスを感じたり、また、不安でうつっぽくなったりするように思います。

 

なので、不安感を感じている時、もしくは、何かに囚われ続けていてストレスを感じている時、また、幸せを感じていない時は、身体がそのような傾向になっていますから、それを何らか対処できればと思います。

 

つらいと感じている時、不安を感じている時、本当にその不安は不安として気にするべきなのか、客観視する必要があるように思います。確かに、不安な事だったりするとは思いますが、客観視して、突き詰めていくと、そこまで強く不安に感じる必要が無かったりします。そういう事に気がつけば、自分の認知を修正して、不安を解消する事が出来るように思います。

 

身体が不安を感じる癖が身につけてしまうという事もあると思います。何か不安の種があるとすぐに不安に苛まれて、身体が自然とそう反応して、幸せを感じなくなります。

 

幸せに感じない状態というのは、身体がそのように仕向けているので、そこに気付く事が大事です。幸せを感じない時は、不安感を抱いていないか、それらの事に囚われていないか、という事に気を付けて、客観視して不安の認知を改善する事が良いと思います。