毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

「夢」とは一体なんだろう。心のガソリンであり、非現実なもの。

このところ、夢というものについてあんまり考えていなかったという事に気付きました。最近、ジェフ・ベゾスの「Invent and Wander」という本を読んでいて、その中に、子供の頃にスタートレックが好きで、宇宙に対して夢を抱いていたというような話が出てくるのですが、そういえば、自分自身「夢」という事についてあんまり考えていなかったという事に気付きました。

 

夢や希望という言葉は、確かに凄く自分を前向きにして、元気をくれる言葉だと感じます。例えば別の言葉に、欲とか、欲望とかありますが、これとは何が違うのだろうと思ったりします。欲は良くないというのは、仏教の教えなどでもよく出てきます。過剰な欲は嫉妬や執着につながって自分を苦しめるので、自分自身、欲を頼りにし過ぎるのは良くないというのはよく分かります。その点、「夢」は、そんなネガティブな感じがしません。夢を持つ事は、ポジティブな感じしかありません。

 

基本的に、夢を抱く時、それは自分の手に届きそうにない、遠くにあるもののような感じがします。「夢を現実に」みたいなフレーズがありますが、ポイントは、夢は現実にならないところにあるような気がします。非現実だからこそ、それを追い求めたくなるし、自分をそれに向かって前向きにドリブンさせてくれる感じがします。夢は「非現実」でいいというのが重要です。

 

そして、その非現実な夢は、自分を物凄く元気にしてくれるもののように思います。その夢の事を考えると、楽しくなって、ウキウキして、ワクワクする感じになるはずです。その意味で、夢とは、現実にあるものではなく、自分の心の中にあるもの、心を動かすものだと思います。その夢の事を想像するだけで、心が元気になったり、勇気が湧いてきたりしそうです。明らかに、気もちも気分も良くなります。その意味で、「夢」は心の動きや気持ちや気分に関わっています。心をポジティブにドリブンしてくれるガソリンという感じです。夢という心のガソリンを持っていれば、心は前向きに走り出していきそうな気がします。

 

そう考えていくと、「夢を自分の中に作る」という事は、生きていく上でとても有効なように思います。夢は、現時点では現実になりそうなものである必要はありません。そして、夢は心が前に走り出そうとするガソリンみたいなものですから、夢を心の中に抱く事が大事です。

 

その為には、自分の夢についていつも考えている事が大事なように思います。今の時点で夢はなくとも、夢とは今実際に目の前にないもので問題ないし、大事なのは、心が楽しくなって、ウキウキするような事で、ワクワクしてくるような事です。自分を元気にして、ポジティブに前向きにして、勇気を与えてくれるような、そういうものです。だから、日々、自分の夢を作るという点を踏まえながら、よく学び、よく考える事が良いように思います。

 

そうしていく事で、心のガソリンを得て、自分の夢を抱きながら前向きに生きていけるように思います。