毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

虚しさでつらいと感じるとき。「今ここ」を生きる。小さな気づきと新しい習慣。

日々が虚しさでつらいと感じる事ってないでしょうか。「何をやっても結局退屈で虚しい」と思いながら、毎日を過ごすのはつらいと思います。

 

そこで、今回は、日々の虚しさをどのように克服するのが良いか、考えてみたいと思います。

 

その前に、まず、虚しいと感じる原因について考えてみたいと思います。虚しいと感じる時は、おそらく、「今、ここ」を生きられていない時だと思います。たいていそういう時は、日々を丁寧に生きていません。

 

普段考えている事から、先の事を勝手に予測して、その変わらない未来に自動的に絶望感を感じているんだと思います。人間は変化を感じられないと、すぐに脳が退屈感を感じて、絶望を感じます。人間の自動予測の性質がそうさせてしまいます。

 

もちろん、自動予測による明るい未来を考えているならそれは気分が良いのかもしれませんが、遠すぎる未来は実際まだ現実にはやってこない事なので、今生きている日常はなかなか変わりません。それもそのままだと虚しさに転じる可能性があります。

 

そこで、それらをどのように克服するのが良いかというと、日々の小さな事に気付く事です。実際、身の回りでは日々色んな事が変化していて、自分自身も変化しています。その事に全然気づかずに、仕事の事ばかりに囚われていたり、日常のある変わらない部分だけの事に囚われていたりしていると思います。この1か月とか1週間とか振り返ってみて、現在に至るまで変化した事を確認してみても良いと思います。身の回りや自分自身の事が変化していると思います。また、日々起こっている事を注意深く観察する事です。料理など家事をしている時に、最近自分の料理方法が変化しているとか、友人や同僚、家族を話している時に、何か最近変わった事に気付くとか、小さな気づきはいっぱいあります。それらの小さな変化は自分にも影響しますし、逆に自分の小さな変化は周りにも影響します。なので、そういう日々のほんのちょっとした事を発見する事、小さな事に気付く事が大切だと思います。まさに、「今ここ」を生きるという感じです。

 

そして、ほんのちょっとした新しい習慣を取り入れてみるという事です。習慣と言っても別に大袈裟な事である必要はありません。例えば、料理に使っている道具を変えてみるとか、普段来ている服を変えてみるとか、そういう事です。習慣は自分の生活や人生を形作っている基盤ですから、ちょっとした新しい習慣が自分の生活に小さな変化をもたらします。

 

虚しさを感じる時というのは、たいてい、今ここを生きておらず、今を丁寧に生きていない時です。日々を生きている自分自身を大切にできていない時です。もっと丁寧に自分や自分の回りの事を観て、小さな変化に気付いたり、また、ちょっとした新しい事、習慣を取り入れたりしてみる事も良いと思います。