毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

「気づき」をメモる習慣。

習慣というのは、ただそれを続けていく事で、自分を前進させ、自分を昨日より今日、今日より明日へと改善してくれます。その意味でとても大事だと感じています。

 

その中で、日々の「気づき」を習慣にしていく事はとても大事だと思っています。小さな事でも、その気付きが雪だるまのように大きくなって、良い変化につながっていきます。

 

実際、日々色んな事に気付いています。自分にとって新しい事に気付いています。でも、そのせっかくの気づきをそのままに放っておくと、気が付いたら忘れてしまいます。なので、そうならないように、その気付きを何かメモするようにするのが良いと思います。気づきをメモる習慣です。

 

何かに見える形でメモる事によって、より記憶化されやすくなります。感じた事は何もしないとすぐに消えていきます。頭の中で浮かんだ文字や言葉も、しばらくすると消えてしまいます。だから、消える前に、何かノートにメモって文字を書き記しておくという事が大事です。そうする事で頭にも刻まれやすくなります。また、書く行為によっても記憶化されやすくなります。

 

また、色んな気づきをメモっていると、同じような事をメモっている場合もあります。それでもいいと思います。毎度新しい事でなくても、何かに気が付いたと思ったらすぐにメモって、そして、仮に同じ事を何度もメモっていたとしても、その繰り返しが記憶化を強固にします。何度も大事な事として気付いているわけですから、それは自分にとって本当に大事な事です。その畳み込みによって、大事な気づきがより定着していきます。

 

小さな気づきは、すぐに何かしら効果として現れないかもしれないけど、数週間後、1か月後、数か月後経つと、それらが積算となって、自分にとってとても大事であるという事にあらためて気付かされます。だから、ちょっとした事と思って捨ててしまわずに、大事に拾っておくことが大切です。

 

自分でも、小さな日々の気づきの積み重ねが自分に変化をもたらしている事には気が付きません。でも、振り返れば分かります。以前とは何か考えている事が違っています。理解が更新されています。「りんご」というものを始めて見て以降、りんごというものを忘れないように、ゲシュタルトとしての気づきの積み重ねによる新たな理解やその更新は、自分の中に定着します。

 

そういうわけで、日々の気づきはとても大事です。そして、その気付きをメモる事もとても大事です。この事を毎日の習慣にしていく事で、気が付いたら大きな力になり、良い変化をもたらします。それが、気づきをメモる習慣の力です。