毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

言葉はポジティブにもネガティブにも絶大。自分にも他の人にも。

よく、他の人、周りの人の言葉、言動に振り回されて混乱し疲れた、傷ついた、不安になったという事ってないでしょうか。そして、自己否定に陥ったり自分を責めたりして、ドツボにはまる、みたいな。私はよくあります。

 

言葉の力は人にとってとても絶大で、ポジティブで、良い言葉、適切な言葉はとても有効に働きますが、そうでない場合は、逆にネガティブな力となって大きく影響を与えてしまいます。

 

周りの人の言葉や言葉以外の表現で、自分が苦しみ、不安になる場合がありますが、実は、それよりも前に、自分の言葉によって、相手も同じように混乱して疲労し、苦しめ、不安を与えている場合もあって、それによって相手が自分に対して、ネガティブな言葉を表現したという事はあると思います。

 

言葉は、自分の中の気分に強く作用します。自分の中で湧いてくる想像にも影響を与えます。その言葉は自分にとってネガティブに作用する言葉の場合、自分の気分もネガティブになって想像する内容もネガティブになります。そして、その想像する内容も気分にネガティブに作用します。想像する内容は、過去のネガティブな記憶も引っ張り出しますから、さらに想像する内容はネガティブに膨らみ、展開します。そして、気分もネガティブになって、自分自身を苦しめ、疲れさせ、不安にさせます。

 

こういった作用は、というか現象は、当然ながら、自分だけでなく、他の人も同様です。人間、皆、個人差はあれ、同じような事が起こります。それくらい、言葉の力は絶大です。

 

知らず知らずのうちに使っている自分の言葉、さらに言えば、言葉以外の表情などの表現が、悪気が無くても、良かれと思っていても、周りの人に影響を与えてしまいます。

 

言葉の力は自分が思ってより強いものです。ポジティブにも働きますが、ネガティブにも働きます。だから、周りの人と話をするとき、言葉による丁寧な説明は大事だし、言葉以外の丁寧な表現も大事です。言葉は取り扱いが大変です。

 

なので、他の人、周りの人の言葉、言動で、疲れたり、苦しんだり、不安になったりしたとき、また、自己否定に陥ったり、自分を責めたりしたとき、自分の言葉の表現について見直してみるのは良い機会だと思います。周りの人が、自分の言葉によって疲れて、不安になって、それによって、ブーメランのように、自分に対してネガティブな発言をし、厳しい指摘をしてしまったのかもしれません。

 

言葉の力は、ポジティブにもネガティブにも大きな意味があります。自分自身が、言葉をもっと有効に、適切に、ポジティブに使えるようになれば、自分自身にもとても良いし、周りの人にとってもとても良いです。そういう意味で、言葉の力を意識して、自分の言葉を見直して、より良く使っていく事がとても大切だと思います。