毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

憂鬱で疲れているサラリーマン。改善には2週間かけよう。

会社勤めで疲れているのか、仕事が上手くいっていないのか、憂鬱感でさいなまれていませんか。私はよくありました。30代の頃、朝から憂鬱で、会社に行くのがつらい時期がありました。

不安感、焦燥感、憂鬱感、どれも物凄く煩わしく、不快でつらいですよね。だいたい、この憂鬱感は自己否定感を伴ってくることが多いので、自分はダメだとか、そういう感情でよりつらくなっていたりしていると思います。

それを、気持ちを入れ替えて、ポジティブな気持ちを持とうとか、意志や思考の問題にしても、なかなか改善しません。

 

こういうネガティブな感情の原因は、そのときの身体の状態でよることが多いです。身体の状態は、昨日とか今日とか、そういう期間で決まってくるものではありません。数週間くらいの期間をかけて、身体の状態は変化してきます。それが人間であり、生物です。この数週間、だいたい2週間くらい前から今日に至るまでの過ごし方の結果です。ある意味、この2週間の成果が、現在のネガティブな感情をもたらしているのです。

 

だから、まず、この2週間の自分の過ごし方、行動の仕方、何か始めたこと、仕事で変えた事、色んなことを見直してみてください。きっと何か思い当たるのではないでしょうか。睡眠はどうだったのか。体調を見直してみてください。そして、仕事の内容、肩こりの原因になりそうなPC作業が増えていないか。仕事に限らず、行動の内容も見直してみてください。新しい椅子やソファを買ったとか。姿勢に影響しますよね。

 

憂鬱感を、頭で何とかしようとしても、おそらく改善しません。アプローチはあくまで身体です。身体の自己管理がとても大事です。でも、ネガティブな感情で、身体も疲れていて、そんなに大変な事は出来ないと思います。そこで、簡単な事からアプローチしていきましょう。

 

まず、姿勢を見直してみましょう。PC作業が多い場合、頭痛、首こり、肩こり、呼吸不足、血行不良、の原因として、姿勢に問題があると思います。モニターをみてキーボードを打っていると知らず知らず首が前に出て、首や肩に負担になって、血行も不良になって、頭痛の原因になっていたりします。それが、疲れの蓄積につながって憂鬱感のようなネガティブな感情に発展していきます。なので、姿勢の改善を試みてみましょう。

 

そして、呼吸。呼吸が浅くなっていると、酸素不足になっている可能性があります。姿勢の悪さも加わって、睡眠時に呼吸がいまいちになったりして、朝起きたときから身体のきつさを感じていたりするものです。これも、憂鬱感につながります。呼吸を意識して、深呼吸をしましょう。呼吸は、無意識にしているとは思いますが、意志でもコントロールできます。つまり、呼吸とは、自分の意志で身体にアクセスできる方法です。瞑想は一般に難しいですが、呼吸瞑想という瞑想法があるのは、呼吸がアプローチしやすいからです。呼吸から身体へのアプローチは、最も簡単で、基礎的なものですから、呼吸に気を付けましょう。

 

そして、水を飲みましょう。気づいたら水分不足になっていたりします。月並みですが、水はこまめにとることをお勧めします。

 

そして、もしできるなら、運動ですね。だいたい、憂鬱感の原因は運動不足です。でも、ハードな運動は長続きしないので、軽い運動を目指しましょう。私はテレビ体操をやっていますが、部屋で軽くジャンプするとか、肩を回すとか、ストレッチとか、軽いものから始めるのが良いと思います。

 

ネガティブな感情は確かにつらいですが、やり過ごすしかありません。そして、身体からアプローチするようにしましょう。そして、この身体へのアプローチも、すぐに成果は出ません。数週間かかると思います。個人差はあるとは思いますが、目安として2週間、身体へのアプローチをやってみてください。習慣と同じです。変わりたければ、新しい習慣をはじめるのと同じように、2週間頑張ってみましょう。ハードルは低くてかまいません。習慣化と思って、身体にアプローチしていけば憂鬱感は解消されていきます。

人間は、不都合ですが、すぐには変われない生き物です。でも、生き物ですから、身体からのアプローチは確実に感情にアクセスできます。だから、2週間、姿勢、呼吸、水、運動、をトライしてみてください。憂鬱が軽減するはずです。