人間が幸せになるとはどういうことか。どのように理解したらいいのか。大事な事だと思います。
少なくとも、人間にとっての幸せは、お金で満たされるような、そういったものではないという事。言うまでもないですが、この事は頭に入れておいた方がいい。そう思います。
そして、日々のちょっとした事から、喜びや楽しみを見出す事。そういう事が幸せだという事。つまり、日々のちょっとした喜びや楽しみが幸せだという事。そういう事を分かっていないといけない。そう思います。
その上で、そういった喜びや楽しみを日々大事にしていく事。気付いた一瞬一瞬を大事にしていく事。そういう事だと思います。
そういった事を大切にしていって、それらが幸せだという事を理解したうえで、さらに追及していく事。そういう事も幸せにより近づいていく。そう思います。
また、言い方を変えると、そういった日々の喜びや楽しみを、小さく育てていく事。育てて大きくしていく事。そうする事で、自分自身にとって、そういう事が幸せな事なんだと知る事が出来る。明確にする事が出来る。そのようになれば、自分にとっての幸せのなり方というのが分かるという事です。
そういう事は、人間だからこそ、人間として理解しておくことが大事です。知っておかないといけない事です。人間だからこそです。
幸せは育っていくようなところがあるというわけですから、はじめから幸せがそこにあるといった、そのような事にはなりません。人間は行動変容する生き物です。学習して変化していく生き物です。そのような変化と同じくして、幸せも自分が変化していく事によって見出されていくものだと思います。
人間は主観的な生き物ですから、主観的に幸せを感じなければなりません。その意味でも、幸せは自分自身こそが見出すのであって、自分から離れたところには決してないわけです。
だからこそ、見出す事が大事なわけです。そして、見出して、自分自身で味わう事が大切なわけです。感じる力が幸せをもたらすわけで、それは自らもたらすものでしかないわけです。
だから、もし幸せが感じられないとすれば、それは自ら積極的に見いだせていないわけです。能動的に気付けていないわけです。日々の生活の中から幸せは見出さなければなりません。その事を理解しなければなりません。
そのような事が理解できたなら、人間はどのようにしたら幸せになれるのか、自分はどのようにしたら幸せになれるのか、分かるはずです。人間だからこそ、知っておいた方が良いわけです。