毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

褒められる事を目的にしない方がいい。自己責任でやっていく。

褒められると、人は嬉しく感じます。かと言って、人から褒められる事を動機にして生きていこうとすると、生きるのがだんだんときつくなってきます。その意味で、人から褒められる事を目的にするのはあんまり良くないんじゃないかと思います。

 

人は、色んな事を、特に他人から褒められる事なしに自らの動機だけで何の問題もなく楽しくやれていたりします。ですが、そのように自分だけでやれていた事を、人から褒められるようになると、その事に対する動機が、自分ではなく他人から褒められる事でしか出来ないようになってしまいます。

 

人から評価されることもこれに似ています。それをやっていると、人から評価される。だから、それをやる。そのような事では、いつまで経っても人から評価されるためにそれをやる事しかできません。そして、評価が得られなくなるとそれをやるのが苦しくなってきます。そして、やれなくなります。この仕組みは、上述の褒められる事と似ています。

 

だから、論理的には、褒められる事は諦めた方が良いように思います。褒められる事を動機に色んな事をやっていたら、褒められなかったら、とてもつまらなくなるし、つらく苦しくなります。そして、何もしたくなくなります。だから、褒められるからやる。というのは、これからは諦めた方が良いと思います。

 

そして、自分にとってこれが大事。そう思えることを積極的にやっていくようにする事が重要だと思います。確かに、それをやる事を支えてくれるのは自分だけだから、あまり喜びは得られないかもしれません。喜びは小さいかもしれません。ですが、それでも、人から褒められるとか評価されるとか、そういう事を動機にしていたら、最初にうちに喜びがあるかもしれませんが、どうしたっていずれつらくなります。ですから、そんな過剰な喜びは諦めて、せいぜい自分だけが喜びになるような、そういう事をやっていったらいいと思います。

 

要は、色んな事は、自己責任でやっていくようにするのが望ましいという事です。人からそんなに賞賛は得られないかもしれないんですが、そんな事は重要な事ではないんです。出来るだけ、自分で決めて、出来るだけ自己責任で、自らを動機にしてやっていくようにする。その事が凄く大切という事です。

 

もちろん、自分だけを支えにやっていくのは大変です。つらいかもしれません。ですが、他人から褒められる事を支えにやっていく事の方がもっと大変で、もっとつらくなります。この実践は容易ではないかもしれませんが、重要な生き方です。