毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

頭の中に余地がないと自分の世界に埋没する。世界や人々に開かれて、新鮮さと変化がもたらされる。

常に、頭の中に余地が必要だと感じます。余裕と言っても良いかもしれません。それは何故と言うと、頭の中に余地があると、新しい事がその余地に新たに入ってくるからです。

 

逆に、頭の中に余地が全然無いと、新しい事が何も自分の頭の中に新たに入ってこないので、頭の中でずっとこれまでの事だけを考え続ける事になってしまいます。

 

そのような状態では、ずっと自分の事ばかりの事に埋没して、自分以外の事について何にも考えなくなります。

 

自分の外側の事が入ってこないわけですから、ずっと同じことを考える事になって、何も新しい展開がありません。そして、何の変化も起こりません。

 

また、自分の中だけの世界に生きる事になって、自分の外側の世界には一切関心が無くなって、人にも関心が無くなってしまいます。あるのは、常に自分だけです。

 

なので、そうならないように、頭の中には常に余地が必要です。どんなに忙しかろうと、新しい事が入ってくるだけの余地が常に必要です。

 

そして、余地が常にある事によって、新しい要素が常に頭の中に入ってきて、頭の中にある事も少しずつ内容が変化してきます。何か問題を抱えていたとしても、気が付いたら解決していたりします。

 

そして、その余地のおかげで、常に頭の中は変化し続けます。展開し続けます。外側の色んな世界の要素が自分の一部となり、色んな人の事が自分の一部となってきます。

 

さらに、自分の頭の中にある古くなったものが、新陳代謝によって、掃除されていくようになります。そうする事で、常に新鮮さが保たれます。いつも心地良い風が外から入ってくるような感じです。家の窓は閉め切らずに、開けておいた方が良いという事です。

 

何も、自分の頭の中を閉め切って、自分の頭の中だけに、自分だけの城を築く必要はないんです。自分だけの城を頑丈にする必要はないんです。仮に自分の城が頭の中に築かれていたとしても、常に余地を作っておいて、常に外からの新しい要素によって変化が起こるようにしておくことが大事です。自分の城に閉じこもっていてもしょうがないんです。

 

そんな感じでは、いつまでもずっと息苦しく、窒息しそうになり、ストレスがたまり、イライラして、もはや変わる事が出来なくなります。それは、まるで死に絶えていくようなものです。

 

なので、常に新鮮な風が入ってくるように、頭の中には余地が必要です。余裕が必要です。余地を作るようにしておくことで、外の世界や人々に開かれ、いつでも変化し、新しく展開する自分でいられます。