毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

「もっと頑張らければいけない」という日本語、間違っている。

「もっと頑張らないといけない。」

 

こう自分に言い聞かせて、自分をドリブンさせようとして、このように言う事ってあると思います。ですが、たぶん、その日本語の使い方は間違っています。そのような使い方をして、上手く頑張れている人っていません。

 

文法的に、この言い方が間違えているというわけではありません。文法的にはおかしくありません。ですが、現実的に、そのようにして、良い感じで頑張れている事はないという事です。

 

きっと、上手く頑張れている人って、自分自身に対して、「もっと頑張らなければ」と言い聞かせて頑張ってないと思います。むしろ、気が付いたらそうなっているのであって、本人としては、頑張っているつもりではなかったと思います。

 

そして、パフォーマンスはどうかと言うと、パフォーマンスが高い時というのは、「もっと頑張らなければいけない」とか言っていないと思います。気が付いたらそれに夢中になっていたりして、頑張っているつもりすらないかもしれません。

 

むしろ、「もっと頑張らなければならない」と言っている時というのは、パフォーマンスが落ちてきている時や、そもそもパフォーマンスが低い時だと思います。そうなのです。ダメになってくると、人は「もっと頑張らなければ」とか言い出すんです。

 

このような事から、少なくとも言える事は、「頑張らなければならない」と言い始めたら、もうすでにパフォーマンスが低くなっている、ダメになってきているという事です。ですから、その事に気付いたら、とりあえず「休め」という事です。「休みなさい」という事です。

 

そして、「もっと頑張らないといけない」という事自体が有効ではないという事です。だから、むしろ言わない方が良いという事です。言っても効果はありません。

 

おそらく、心の中で、「もっと頑張らなければいけない」と唱えると、その事によって、むしろ自分自身がダメである事、もしくは、ダメな状態である事、を植え付けている事になって、自ら精神的に追い詰め、結果としてパフォーマンスが下がってしまうという事だと思います。その意味で、効果がないどころか、悪い効果があるかもしれません。

 

そういうわけで、むしろ、「もっと頑張らなければいけない」と言って自分を追い詰めるのを止めて、頑張らなくてもパフォーマンスが上がる自分の言葉を探しましょう。そういう日本語を見つけましょう。

 

そして、「もっと頑張らなければならない」と言い出したら、すぐに休みましょう。休む良い機会です。どうせその状態で何かやったところでパフォーマンスは低いですから、何もやらなくていいんです。