毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

瞑想。「今ここ」の心地良さを身体で感じる。ジャッジ・想像・予測しない。

ストレスや疲労でなかなか落ち着かない日々が続く中瞑想を続けていますが、最近気付いた事は、瞑想時に深くリラックスする事が大事で、リラックスして心地良さを身体で感じる事こそが大事なのではないかという事です。

 

瞑想では、呼吸に集中するようにして瞑想をはじめて、吸ったり吐いたりする事に意識を向けながら身体の方に意識を向けて、目の辺りから頭、首、肩、と身体全体に注意を向けるようにして、心を落ち着かせていく感じにします。

 

これまで、しばらく落ち着いたら、自分に向き合うようにして、内省して、自分が何を気にしているのか、何に悩んでいるのか、そういう事に気付くようにする事を瞑想の中でやろうとしていましたが、ストレスが多いと、日頃の仕事や人間関係など気になっている事の思考の断片が次から次へとめぐって、それどころではない感じになってしまいます。色んな事を気にしている事、色んな事に悩んでいる事は、常に把握していたのですが、だからと言ってそういった事がすぐに瞑想で解決するわけではないし、消え去るわけではありません。

 

それよりも大事な事は、瞑想によって、まず、「今、ここ」を感じて、そして、リラックスしてその心地良さを、身体で感じる事ではないかと思います。その他の事は、心地良さを感じて取り戻した後ではないだろうかと思います。

 

瞑想時に湧いてくる思考の断片は絶え間ないですが、だからと言って、それを意識が引っ張られるままにするのは良くないように感じます。その思考を展開させてしまいますから。やはり、むしろそれらの思考の断片は、払いのけるようにしていく方が良いと思います。

 

湧いてきた思考の断片、仕事の事、人間関係の事など、ジャッジしない事が重要かと思います。あれは良くなかった。これをこうすべきだ。瞑想中に、このように明確に言葉にはしないとは思いますが、思考の断片に反射的に反応して自動的にジャッジしてしまうと思います。そういうのは出来るだけ止めて、今、ここにある身体を感じて、身体の心地良さを感じるようにするのが良いと思います。

 

また、思考の断片は、想像に展開していく事もあります。想像の展開に任せていると、どんどん想像が膨らんでいってしまいます。想像は、思考しながら展開させているはずですから、ずっと頭を使っている事になります。そうすると、身体の状態から意識が離れていって、リラックスや心地良さからほど遠い感じになっていきます。なので、想像が展開するのに気づいたらそれも止めて、今ここにある身体の状態に意識を戻す事が大事だと思います。

 

その意味では、予測も良くないです。自動予測と言ってよいですが、仕事の事から、未来の事まで、色んな事を予測してしまいます。すぐに来週の細々とした事から未来の大きな事までつなげてしまって、不安や焦りを膨らませてしまいます。自動予測は人間の自然ですから、それらは瞑想時には止めて、未来の事ではなく、「今、ここ」に戻ってきて、身体の状態、リラックス、心地良さを感じる事が大事だと思います。

 

瞑想で大事な事は、今、ここに集中して、その心地良さを深く体験する事だと思います。この体験は大きな力になります。確かに日常や人生は大変で、考えないといけない事はたくさんあるし、上手くいっていない事もたくさんあります。でも、それらは今すぐ解決できるものではありません。瞑想は、それらからいったん離れて、不安な未来からいったん離れて、今ここにあるリラックス、心地良さを取り戻して、身体でそれを深く感じる事だと思います。むしろそうする事で、その後不安な未来をどうするかが考えられるようになると思います。

 

だから、瞑想は毎日のようにやる事が良いのかなと思います。毎日瞑想をして、本来の身体の心地良さを感じて、そして、心も落ち着いてくれば、ストレスや不安に対してもちゃんと対処していけるようになると思います。