毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

自分の中に自分自身が歯車となって動き出せる仕組みを持つ。習慣と自律性。

自分自身が歯車となって動き出せる、そういうものを持っている事は大事だと思います。自分以外の歯車が無いと自分自身が動き出せないようだと、つまりそれは、自律性が無いという事になって、生きていったり、生活をしたりするのが困難になります。

 

確かに、世界は諸行無常ですから、常に移り変わる世界とともに自分自身も変わっていきます。そのような世界に強く関わって、コミットすれば、自分自身も変化していきます。

 

もちろん、自分自身も諸行無常の世界の一部ですから、自分自身も自然と変化していく。そういうものです。その意味では、自分自身に、自分が関わって、コミットする事も大切という事です。

 

ただ、諸行無常の世界に、自分の身を置いてさえすれば、自分自身も動き出せる、そういう事はあると思います。世界は活発に動いていますから。当然、その影響を受けて自分も変化し、自分も勝手に動き出せます。

 

ですが、それだけではなく、自分自身も自分の歯車として動き出せるような、そのような仕組みを持っているとなお良いと思います。

 

それは、何でも良いんだと思います。ちょっとした事で良いんだと思います。大袈裟な事でも何でもありません。単に、自分でいつもやっている事をただやったらいいんです。

 

日々の家事はそういうものでもあります。食事の用意をして食事をしたり、洗い物をしたり、掃除をしたり。そういう習慣は、自分自身の持つ歯車です。

 

本を読む習慣も、自分自身の持つ歯車と言えます。本を読み進めるだけで、自分の持つ歯車は回っていきます。

 

何か、書き物をする事もそうだと言えます。何か思いついたことをノートでも何でも書き出していると、それが歯車になって、自分の頭も展開するし、書き出された内容で、より歯車も回っていきます。

 

それは、要するに、自律性という事です。自分自身の内部に、自分自身を自律させる仕組みを持つという事です。自分の内部に自律性が無いと、自分の自律性を保つために、周りに頼らなくてはなりません。周りの環境無しでは生きづらくなってしまいます。その為にも、自分自身の内部に、自分の自律性を維持する仕組みを持っておくことが大事です。

 

自分の中に、自分自身が歯車となって動き出せるような仕組みを持つ事は大切です。それは、大げさな事ではなく、日々の習慣を大切にするという事です。ほんのちょっとした事で十分です。それはすなわち、自分自身の内部に自律性を維持する仕組みを作るという事です。周りや環境に頼り過ぎずに、自分自身で生きていく為の自律です。