毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

「ながら思考」を止めてみる。色んな事を味わって、心が落ち着く。

何かを食べる、何かを書く、何かをする。こうした何か色んな事をやっている時に、同時に何かを考えてしまう事ってあると思います。何かをしながら考える。つまり、「ながら思考」。これをやっていると、今やっている事に集中できないし、いつも頭の中が発散して、ネガティブになる原因になります。だから、「ながら思考」を止めてみる。何か良い気がします。

 

何かを食べる時に、つい何か考え事をしてしまいますが、考える気もないのに気が付いたら考えなくてもいいような事を考えてしまう。そして、その結果、気分も良くなってないし、せっかく食べている食事も美味しさを感じられていない。とても勿体なく感じます。食べ物を食べている時は食べ物を食べる事に集中する。そしたら、食べ物を自然と十分に味わう事が出来ます。1つの事に集中して、心も落ち着きます。

 

何かを書くと気だってそう。何かを書いている時、同時に何かを考えてしまうと、書く事に集中できなくなって書けなくなります。書くという行為は、思考を言葉にしていくような作業だから、基本的には「ながら思考」で書く事は無理なのですが、「ながら思考」についななってしまって、なかなか上手く書けないという事が起こります。だから、書く時だって、意識して「ながら思考」を止める事が大切だと感じます。「ながら思考」を止めると、そんなに書くための事を考えようとしなくても、自然と言葉が出てきます。自然と、書くための思考が無意識下のレベルで働いているかのようです。このようにして、書く事に集中できると、その行為も心が落ち着く事につながります。

 

コーヒーを飲むのもそう。私はコーヒーを飲みながら物思いに耽る事が好きですが、一方で、コーヒーを飲むという事に集中するのも良いと感じます。だらだらと「ながら思考」をするのを止めて、コーヒーを飲む事だけをする。むしろ思考は意識してやらないと、無意識に思考する事に任せたままでは、知らず知らずのうちに、今考える必要のない仕事の事とか人の事とかを考えてしまいます。そして、気分が悪くなったり、疲れたりします。せっかくのコーヒーが台無しです。ですから、コーヒーを飲むときも、「ながら思考」を止めて飲むという行為に集中する。そうする事で、コーヒーも堪能できるし、心も落ち着いて心地良い時間になります。

 

そんなわけで、色んな事をやる時、「ながら思考」を止める。良い事のように思います。「ながら思考」とは無意識の思考。放っておくと勝手にやってしまう思考。でも、何かを食べる時、書く時、飲む時、それこそ、何かを考える時ですら、「ながら思考」を止める事が大切だと思います。そうする事で、色んな事をしっかり体験出来て、味わう事が出来て、集中出来て、心が落ち着きます。