毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

自己責任とは、レスポンスする能力。自分なりに反応し、結果を引き受ける。

自分でどうするか、こういう観念が意外と重要。そういう風に感じます。

 

自己責任。この言葉について考えてみると、責任とは、英語で「Responsibility」なわけで、レスポンスアビリティという事は、要は、レスポンスする能力という事。反応する能力という事です。

 

何かがあったら、自分でそれに反応する能力。自己責任とは、このように捉える事が出来ます。

 

何があっても、基本的には、それに自分がどう反応するか。そういう事になるので、何かがあった時に自分でそれにどう反応して、そして、その結果をどう自分で引き受けられるか。ちゃんと引き受けられれば、それは自己責任を全うしたと言えるように思います。

 

何かあった時に、何でもかんでも出来るわけではありません。人はスーパーマンではないですから、何でもは出来ない。出来る事は限られます。むしろ、自分は自分が思っているよりポンコツですから、出来る事はかなり制限されます。その範囲で、いかに自己責任で対応できるか。

 

そういう意味では、自己責任は、「何でもすべて自分でちゃんとやらないといけない」というような解釈にはならないわけです。むしろ、「ほとんどの事は出来ない」と引き受ける方が、自己責任という意識があるように感じます。

 

何かあったら、ほとんどの事には対応できないけれども、自分の出来る範囲で、どのように対応するか。限られた自分なりの対応の方法でもって、反応する。結局そういう事になります。そういう事でしかありません。

 

その上で、自分なりの対応をやった結果、その結果を引き受ける。こういう態度で十分だと思います。むしろ、かなり良い感じだと思います。

 

自分に影響する色んな事は、ほとんど対応できない事ばかりなので、その中で、少しでも反応できるなら、それで十分で、その反応した結果をちゃんと引き受ける。それだけで、十分自己責任を全う出来ていると言っていいと思います。

 

常に、自分の周囲では何かが起こっていて、それに振り回されたり、それに踊らされたりしています。何も出来なくなってしまう時ですらあります。

 

そんな、いつでも混乱して不安に陥ってしまうような状況の中で、1つでも自分なり反応して、その結果を引き受けられるなら、それは十分自己責任の生き方なわけで、そのような自己責任によって、自分自身を突き動かしていけるなら、それに十分にちゃんと生きていると言えると思います。そういう意味で、自己責任とはとても大切だと思います。大事なのは、自分でレスポンスする能力です。