毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

愛するという事は幸せな事。

愛するという事が、何においても最も重要な事のように思います。それは、人に対してだけでなく、何に対してもです。

 

誰か人を愛するという事は普通の事のように思うかもしれませんが、案外そうとも言えないと思います。人生の中で、人を愛する機会に出会えないという事も十分あり得ると思います。そもそも、人をそんなに愛するという性質が無いという事もあり得ます。人を愛する事が出来た人は、きっと幸せだと思うし、そうでない人はその分幸せではないと思います。

 

対象は人でなくても、仕事でも良いと思います。今自分が向き合っている仕事の事を愛しているなら、それは仕事を好きでやっていない人より幸せだと思います。愛しているとは、その対象に集中する事です。その対象を大事にする事です。尊重する事です。それを出来ずに仕事をしているのは、それが出来ている人より幸せとは言えないと思います。

 

仕事でなくても、遊びでも同じ事です。自分にとっての遊びの対象の事を愛する事は、その分だけ自分を幸せにしてくれると思います。好きでその遊びをやっている時はきっとそれに夢中で、幸せの心地のはずです。愛している遊びを持たない人は、その分だけつまらなく感じるし、その分だけ幸せではないと思います。

 

そして、自分自身を愛する事もとても大事だと感じます。自分の事を愛する事が出来ている人はきっと幸せを感じているはずです。逆に、いつまで経っても自分の事を愛せずにいると、それはずっと不幸のままです。他の誰かに自分の事を愛してもらう事を待っていても、それではいつまで経っても不幸なままです。自分の事を大事にして、自分の事にちゃんと集中して、よく見ていない状態では、それは自分を愛する事にはつながりません。

 

自分の事を愛している人は、自分以外の事も愛する事が出来るように思います。人を愛する事もできるし、何か対象を愛する事も出来るように思います。仕事も遊びも趣味も、色々な事を愛する事が出来るように思います。

 

そういうのは、エーリッヒ・フロムの「愛するということ」のように、きっと練習が必要なんだと思います。愛するという事はある意味テクニックであり、後天的に学ぶことが出来るものなんだと思います。

 

愛する事というのは、普通にできる事ではありません。だから、皆が皆、何かを愛しているとは限りません。ですが、きっと何かを愛している人は幸せというものを知っていて、愛していない人はその分だけ幸せというものを知らないと思います。