毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

猫背を改善する習慣。座るときは膝を閉じる。

最近学んだ事があります。というか、厳密に言うと、学んだかもしれないという事があります。それは、座るときは膝を閉じて座るという事です。

 

私は元々猫背の姿勢で、背筋を伸ばして座るのが苦手だったのですが、最近、膝をしっかりと閉じて座ると下半身が安定して背筋が伸びやすいという事に気付きました。姿勢の良い人からすると「そんな事当たり前」というか、そもそもそんな事は意識せずにそのようにしているものかもしれませんが、私はその事に全然気づいていませんでしたから、ちょっとした驚きでした。

 

別の問題として、座るとすぐに足を組みたくなるという事もあったのですが、それは普段から膝を閉じてきちんと座っていないという事の裏返しだったのだと思います。

 

そもそも、座るときに腰が後傾しやすく、膝も開きやすくて、それは要は膝を閉じて座るという事をいかに普段からやっていなかったかという事であって、さらに言えば、太ももの内側の筋肉、内転筋が鍛えられていないという事も関係していると思います。

 

骨盤を支える筋肉が普段から鍛えられていないから、膝が開きやすいだけでなく、骨盤自体も弛緩して開きやすい状態になっています。骨盤を両方の外側から内側に向けて手で押すようにして支えてあげると、腰回りが心地良く楽に感じられますが、これも腰を支える筋肉が弱く、腰回りが疲れているからだと思います。

 

その事は、「座るときに腰が後傾してしまう」という問題とそのままつながっていて、その姿勢を放っておくと内転筋も弱いままで鍛えられていないという事だと思います。また、腰が後傾していると、背筋を伸ばすのは物理的にというか身体の感覚としても難しいですから、必然的に猫背になってしまうように思います。

 

要するに、膝を閉じて座る事が良いというのは、内転筋に力を入れて座る事が良いと言っているわけで、内転筋の弱さが猫背につながっているというわけです。

 

椅子に座って本を読んでいたとき、どうにも長時間本を読んでいられなかったので、その時両膝をくっつけるようにして膝を閉じて座ってみたら、背筋も伸びて本も読み易いという事に気付いたわけですが、この事で、膝を閉じる事の大切さに気付けました。ですが、この事は最近気付いたばかりで、内転筋がまだ十分に鍛えられているわけではありません。

 

なので、今後、座るときは膝を閉じて座る事を心がけたいと思っています。この事を習慣にしていきたいと思っています。本を読むときだけではなく、パソコンで作業するときも、食事を摂る時も、座るときはいつでもそうするようにしていきたいと思います。