毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

自分の手元にある大事なものを思い出す。本、ソファ、テーブル、景色。

たまに、今自分の手元にあるものについて、思い出してみる事は大事だと思います。意外と良いものをいっぱい持っている事に気付きます。

 

今日は朝から本をたくさん読んでいますが、そういうもの達も凄く自分を満たしてくれる事に気付きます。最近は小説をよく読んでいますが、色んな人の書いた物語の世界を知る事はとても面白いし、創造した世界から学ぶことも多くあります。物語の中に、作者の多くのメッセージが随所に込められていたりして、そういった事に共感できた時はこの上ない喜びを感じます。

 

本に関して言うと、また最近ずっとジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」を読んでいますが、この体験もとても有意義に感じます。この手の歴史に関する本は、小説と違って事実に基づいて科学的に書かれています。出来るだけ客観的に書かれていて、余計な説教臭さが無く、凄く読み易いと感じます。

 

歴史の本であれ小説であれ、本を通して著者と会話をしているような気分になれるので、やはり本は良いと感じます。直接人と話すよりも、明らかにその人の言いたい事が伝わります。

 

今本を読みながらリビングのソファに座っているわけですが、このソファも随分長い付き合いになります。店頭で気に入って購入して以来、8年くらい家に置いてありますが、とても良いソファだと感じます。本を読むときも、テレビを観る時も、ゲームをするときも、飲み物を飲むときも、よくこのソファの上に座っているわけですが、あまりにそれが普通の事になり過ぎて、それがとても良いという事を忘れてしまいます。これからも大切にしたいと感じます。

 

その意味では、2年くらい前に購入したダイニングテーブルも気に入っています。いつも食事の時に使っています。本を読むときにも使っています。考え事や書き物をするときもこのテーブルを使っています。このテーブルはずっとそこにありますが、そこにどっしりと安定して置いてあって、凄く家になじんでいます。

 

そして、手元にある「もの」というわけではないですが、リビングから見える景色もお気に入りです。マンションの7階に住んでいますが、ここからの景色はここだけのものです。このあたり一帯が平地になっていて、住宅が広がっています。少し遠くに小高い山が見えますが、それは視界の一部であって、全体の視界は遠くまで広がっています。天気の良い日は陽の光が入って来て、夜は夜で適度な暗さがあって落ち着きます。この景色はここだけで大事なものです。

 

言い出せばきりがありませんが、意外と手元には色んな良いものがあります。それらに実は日々支えられていたりします。そういったものをたまには思い出して、それらを大事にする気持ちを大切にしたいと思います。