毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

目の前に広がる現実世界を生きていこうとする前に、身体という世界とともに生きていく事が大事。

人が生きていこうとするとき、普通に、目の前に広がっている現実の世界を生きていく事を考えると思います。世の中でどのように生きていくのか、日本社会の中で、どうやって、仕事をしながら、家事をしながら生活をしていくのか、そういう事について考えると思います。

 

でも、それよりも大事な事は、身体だと感じます。身体が整っていないと、どうにも生きていく事は大変です。むしろ、身体という世界に向き合って、付き合って生きていく事の方が、とても大事だと感じます。人間は身体が基本ですから、身体をないがしろにして生きていく事が出来ません。

 

人間は、主観的な体験をして生きる生き物と言われています。目の前に広がっている現実の世界をいかに生きようとも、結局が意識という自分が、主観的に体験してはじめてそれを実感できるわけで、それは、自分の身体に対しても同じだと思います。主観的な体験をする意識にとっても、身体は大きな世界です。身体と、日々向き合って、上手く付き合って、ともに生きていく、とても大事です。

 

そういう意味でも、毎日の生活は、自分の身体を中心にしていかないわけにはいきません。もっと外に出て、活動的に、もっと社会の中に食い込んで生きていこうと意気込んだりしますが、それも身体の調子、身体の状態に聞いてみなければいけません。

 

言うまでもなく、ちゃんと、睡眠を摂る事は大事です。食事も適度に摂る事が大事です。また、身体をいつもケアしてあげる事も大事で、ストレッチとか体操とかマッサージとかも重要です。身体はいつも自分とともにあるので、身体を大事にする事を、毎日の生活の基礎に置かなければなりません。

 

仕事でも何でも、何かをやっていこうとする時、どうにも上手くいかない、どうやっても前に進めない、と感じる時もあると思います。そして、そういうのは、案外、身体の問題だったりすると思います。ちゃんと身体の状態を見て、身体と上手く付き合うようにすれば、それが解決につながったりします。

 

また、自分の身体とともに生きるだけでも、十分充実した営み、生活、人生になると思います。身体は自分にとっては大きく広がった世界です。身体で感じる事は、自分が感じることそのものです。身体を心地良く過ごす事も、身体をケアする事も、自分にとっての世界をより良くするようなものです。主観的な体験としては、広がった自分の世界を生きていくようなもので、自分の身体とともに生きていくという事は、生きていくのに十分広がりのある世界です。

 

そういうわけで、目の前に広がっている現実の世界で生きていこうとする前に、自分の身体という世界とともに生きていく事がとても大事だと思います。