毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

結局、資産とは何なのか。生きるために必要なもの。

自分もこうやってブログを書いているわけですが、ブログというと、資産とかブログの資産化とか、そういう話題がよく出てきます。でも、色んな本や記事を見ていると、資産についての説明が記事毎に違っていて、結局何なんだろうと思ってしまいます。お金にまつわる話は、結局曖昧な事が多くて、お金の実体についてもよく議論されます。それと同じで、資産についても、資本主義社会がここまで社会の中心になってきて、もはや経営者だけでなく、一般の人たちにとっても身近な話題になってきていて、色んな人によって解釈や意味の幅が広がってきていると思います。そこで、最近読んだ本の話やブロガーの人たちの話を参考して、資産について考えてみたいと思います。

 

「金持ち父さん 貧乏父さん」という本が長い間ずっと読まれ続けていて、多くの人が為になると言っているので読んでみました。この本の中では、資産に関して、まず、資産と負債について定義がされています。資産とは、家とか車とか、高い価値がただあるものを資産とは言っていません。資産とは、お金を生み出すものです。ですから、株や投資などを指します。そして、不動産も利益が出ているならそれ含みます。一方、負債とは、住宅ローンなどの毎月のように借金を返済しているものを指しています。Money Inするものが資産、Money outするものが負債です。そしてもう一つ、本の中で他の人が過去に言ったことを引用して、「仕事を辞めて収入がゼロになった日から生き延びられる日数に相当するお金」と言っています。これを参考にすると、要するに資産とは生きるのに必要な事に相当する財産、ものという事になります。

 

また、最近のブロガーはブログの資産化を凄く意識していますから、資産についてよく考えています。これらを参考にすると、例えば、鳥井弘文さんは、「ブログは資産になる、不労所得が得られるようになると信じられているが、Googleという企業に雇われているアルバイトと変わらない」と言っています。本当の資産は、「時代が変わっても価値を保有し続けられるもの」という事です。ブログは、今のところは不労所得のようになっていますが、いずれ収益は得られなくなるのだから、資産とは言えないというわけです。マナブさんはこう言っています。資産になる労働(1)は、営業力、デザイン力、広告宣伝などのマーケティング力、プログラミング力などの、”年収が上がる知的財産”、資産になる労働(2)は、ブログやYouTubeなどによる、”働かずに、収入が入る”金融資産。マナブさんの話を聞いていると、ブログやYouTubeは確かに働かずに収入が入る仕組みがありますが、相当の勉強と知識を身につけて収益化を達成していますから、知的資産とも言えるような気がします。この二人の話を参考にすると、資産とは、不労所得になるものというより、知的資産に相当するもので、死ぬまで、半永久に自分にとって財産になるもの、のように感じます。

 

そう考えると、要は、資産とは、「生きていくために必要な財産、もの」という事に他なりません。お金を稼ぎ続ける知識や身体、能力があればそれで良くて、人生を全うする間、生きている間に必要な財産、ものを保有し続けられることができればよいという事になります。極端な事を言えば、強い身体、健康体も資産ですし、考える力、頭脳も資産です。良い人間関係や友人も資産という事になります。生きていく為に必要なものの事です。だから、考えるべきことは、自分が生きていく上で、死ぬまで、必要なものや財産は何かという事だと思います。そして、お金という形で言えば、それに相当するお金はどの程度必要なのかを考えると、自分がどのような種類の資産、どの程度の資産を持っている事が大事なのかが、考えやすくなるように思います。