毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

「自分は大丈夫!」という自分へのおまじないは有効か。

自分は大丈夫という自己肯定する事を信じられたら、どんなに楽だろうと思いませんか。思い込む力というか、内的動機づけの力というか、そういう自分による自分の為の言葉に実効性があったら、どんなにか良いだろうかと。

人は基本的に、ネガティブに引っ張られやすい性質があります。多くのうつ病の人や気弱になっている人、自信のない人は、自己否定感に苛まれて苦しい思いをしているのではないかと思います。一方で、自己肯定感が強く、不安もあまりなく、自信を持っている人もたくさんいます。実際、人間は、能力が高かろうと低かろうと、実績があろうとなかろうと、凄かろうと凄くなかろうと、自分に自信を持つことは可能です。むしろ自己肯定感を持って、自分に自信さえ持てれば、確実に不安は軽減して、自分の力を”普通に”発揮して、人生は上手くいき、明るく楽しいものになります。だから、人には「自分は大丈夫である」と自分を信じることはとても大切なのです。そういう「自分は大丈夫」というおまじないは、実際に有効なのです。

 

人間には、脳の記憶学習のメカニズムから、経験を身につける能力を持っています。自分に対して、毎日、何かあるたびに、「自分は大丈夫!」と言い聞かせるとします。そうすると、その経験を学習します。そして、その経験を繰り返し繰り返し行うと、記憶付けされて「自分は大丈夫」という経験が身についてきます。習慣を身につけると同じです。ですから、習慣のように、毎日「自分は大丈夫」と自分に言い聞かせてあげると、本当に自分は大丈夫だと習慣化すると考えられます。だから、毎日の習慣にして、また、何かあるたびに「自分は大丈夫」というおまじないをしてあげましょう。

 

言葉とは、そもそも事実か、真実かというと、そんな事はありません。言葉はコミュニケーションツールではありますが、言葉の内容は正確とは限りません。言葉の性質上、物事を正確に表現することはできません。だから、いかようにも嘘をつくことが可能です。そして、言葉の力は虚像でありながら人間にとって絶大の力を持っています。人は、人の話を聞いてそれに従う事ができます。また、人は言葉によって他人をコントロールすることもできます。実は、言葉はそのような嘘か本当か分からない媒体でありながら、人を動かす力を持っています。ですから、自分に対して「自分は大丈夫」という言葉は、言葉の性質上実効性を持つのです。言葉の力を最大限に活かして、自分に大丈夫という自己肯定のおまじないをしてあげましょう。

 

また、そのようにして、脳の仕組みや言葉の力を活用して自己肯定感を身につけることができるわけですが、そうしているうちに、実際に自分が大丈夫であると自らに認識できる実績が得られる事があるでしょう。そんな時は良い機会です。ぜひ自分に「自分は大丈夫」という自己暗示をしてあげましょう。自己肯定感の効果は大きいと思います。

 

自分が弱っていて、自信を持てず、自己否定感に包まれて苦しいんでいる時、「自分は大丈夫」のおまじないの有効性を、せひ思い出してください。人間の性質を踏まえれば、その言葉は実効性を生みます。