毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

人は筋肉を使う事で、集中力を高め、より躍動して生きていける。

人は基本的に集中力を高める事で何とか生きていける、そういう生き物だと思います。逆の言い方をすると、一切の集中無しに生きていく事はできません。ただふわふわと漂って虚しさに溺れるだけです。

 

筋肉細胞が何故あるのか。変な言い方ですが、筋肉には緊張と緩和の運動があって、この緊張が集中なわけです。筋肉を使う事が集中力を高める。そのような作用があります。人間はそのようにして、筋肉を活発に動かして集中力を高め、前進してきたわけです。

 

それは別に人間だけではありません。他の動物たちも一緒です。筋肉を使う事で生きています。生きる力を発揮しています。

 

人間は部分的にばねで出来ているようなところがあって、筋肉というばねを伸び縮みさせながら、躍動的に生きています。この筋肉の収縮によって躍動し、前進し、集中力を発揮するわけです。

 

逆に言えば、筋肉の収縮を日々怠っていると、集中力が下がっていきます。集中は人の生きる原動力ですから、それが低下していくと、すなわち生きる原動力が低下していくという事です。

 

もちろん、過度の筋肉の使用は、疲労がたまりますので、休みが必要です。緊張の後には緩和が必要なわけです。筋肉を躍動させる事を持続する事は出来ません。上手に緊張と緩和の周期を作る必要があります。この周期もばねの振動のようなものです。人間はいつだって周期構造を持っているわけです。

 

しっかりとした周期を作り、十分に休息をとり、筋肉を緩和させる事で、また、集中力が高まります。躍動します。そして、筋肉の緊張も高まります。そのようにして、少しずつ全体としての躍動を高めていく事が出来ます。

 

これは、筋肉と集中の話であって、人間が生きていく話です。生きていくのが困難な時、虚しさが忍び寄ってきた時、この筋肉と集中の関係を思い出す事が大切です。

 

そのような時というのは、きっと集中力が低下しているはずです。そして、筋肉をあまり緊張させていなくて、使っていないはずです。それは、生きていく力が足りない事を意味します。筋肉は動かしてこそ力を発揮しますから、時間がある限り出来るだけ使ってあげる事が大切です。筋肉は使えば使うほど、力を蓄え、力を高め、力を発揮します。

 

そういうわけで、人は集中する事で生きています。集中の後には必ず緩和が必要ですが、その周期をしっかり作りながら、また、筋肉を緊張させる。筋肉を活用する。その事によって人はより集中力を高め、躍動し、より生きていく事が出来ます。