毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

何かに関心を持つ事で人生が充実する。ちょっとした事に気付く。

何かに関心があるっていい事だと思います。何かに関心があって、その事を思い、その事を考え、その事を探求し、その事を大事にする。そうやって人生は充実するのではないかと思います。

 

そのように言うと、とにもかくにも、関心を持つ事が大事という気がしています。そして、逆に、何に対しても関心が無い場合、そんな自分はいけないんじゃないかと悩んでしまいます。何故自分はこんなに何にも関心が持てないんだと。

 

確かに、何かに関心を持つという事は、自分が生きていく道しるべになるし、充実もします。ですが、何かに関心がないからと言って、それがいけない事かというと、そんな事はありません。

 

また、無理に何かに関心を持とうとする必要もありません。自分に強く言い聞かせて、無理やりにでもその対象に自分自身の関心を向けようとする必要もありません。そのアプローチは間違えています。関心が無い対象には、すぐに関心を持つ事はできません。

 

人間というのは、放っておいても、自然と何かに関心を持ちます。人間とはそのような生き物です。むしろ、無理に何かに関心を持たせようとすると、逆に何にも関心を持てません。不自然になってしまいます。

 

そして、関心を持つというのは、何も大きな事である必要はありません。何かすごいものである必要もありません。ちょっとした事でいいんです。

 

何に対しても関心が無いという事は、それはある意味、自分に鈍感になっている可能性があります。強いフィードバックが無いと、関心があると感じられなくなっているかもしれません。

 

その意味では、繊細さは大事です。より感度を上げて、自分がどんなちょっとした事に関心を持っているか、気付く事が大事です。本当に、ちょっとした事で良いわけです。

 

自分の目の前の視界に入ってきたものに、つい目が行く。その程度のもので十分です。ちょっと気になってみてしまう。その程度の事で十分です。そのような些細な事に注意を向け、自分自身のちょっとした関心に気付くようにする事が重要です。

 

関心事というのはちょっとした事だと考えれば、けっこう色々と関心のある事ってあるものです。人にいちいち説明しないといけないような大それた事でなくていいんですから、そんな事だったらたくさんあるはずです。

 

何かに関心を持つ事は、人生を充実なものにし、豊かにします。ですが、それは無理して何かに関心を持たないといけないというわけではありません。ただ、関心のある事はきっと自分の中にありますから、そのちょっとした事に気付く事が大事です。そのちょっとした関心が、自分を十分充実させてくれます。