毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

身体を整える事がすべてのスタート。身体志向と習慣化。

人にとって身体は本当に中心だと思います。身体志向である事はとても大事だと感じます。

 

頭でどうにかしないといけない状態になっている時というのは、たいてい身体が整っていないと感じます。例えば、自分の今の目的がよく分からなくなって、もやもやしている時は、身体が整っていないからと感じます。

 

メンタルがいまいちの時は、その状態でどうにかしようとするのではなく、基本的には、身体を整える事が大事で、それからどうするか考えたらいいと思います。

 

そういう時は、深呼吸をするのが良いと思います。深く息を吸って、ゆっくりと息を吐けば身体がリラックスしてきて、身体の状態が変わってきます。身体が凄く硬くなって緊張していたのかもしれません。そういう状態では良いアイデアは生まれません。呼吸は基本中の基本です。

 

水も大事です。知らず知らずのうちに、身体が水分不足になっている可能性があります。身体が水分不足だと、身体のあらゆる部分が水不足になって、頭がちゃんと考える状況ではありません。身体の水分は、身体のコンディションだけではなく、寝ている状況や季節などでも変化します。なので、調子がいまいちと感じたら、水を飲むというのはとても大事だと思います。

 

身体を中心に考えるともう一つ重要な事があって、身体は脳内での思考の展開ほどその展開は速くないという事です。身体を整えたからといって、その瞬間から身体がすぐに切り替わるわけではありません。

 

脳へのフィードバックの速いものもあります。筋トレなど筋肉に強く働きかける事をすると、モードがすぐ切り替わるので比較的やりやすいですが、水を飲むなどといった事はそんなにモードの切り替わりが速いわけではありません。

 

なので、大事になってくるのが、習慣です。毎日の習慣として身体を整えていくと、身体のベースが変わってきます。頭で考えて働きかける事が「意識」に対して働きかける事だとすると、習慣として身体に働きかける事は「無意識」の領域に働きかける事です。無意識の身体の状態は自分では認識できませんから、知らず知らずのうちに、身体が整ってくるという習慣のアプローチが良いという事になります。

 

だから、何かメンタル的に調子が悪いとか、もやもやしているとか、頭の中が混乱している時は、日々の習慣に目を向ける事が大切だと思います。呼吸をしたり、水を飲んだりという単純な行為も、習慣に組み込まれていく事が大事です。

 

そういうわけで、とにもかくにも身体を整える事がすべてのスタートだと考えるのは良いと思います。そして、身体は習慣が支えてくれます。少しずつですが、確実に整っていきます。