毎日の習慣や哲学の実践をつづる40代ブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けている40代です。

無意識下で神経がはたらく力。ニューロセプションと音楽療法。

ポリヴェーガル理論のニューロセプションとは、無意識下での神経の反応や知覚とも言えるようなもので、意識的な知覚(パーセプション)と対比されるものです。意識的には気付いていないが、ニューロセプションを通して、身体は感じているという事です。このような仕組みは神経生理学的な観点から、人間の身体に備わっていて、人間の意識に上る以前に常に働いています。

 

人間の無意識下でのはたらきなので、頭で思考したり認知でどうにかしようとしたりするレベルでありません。だから、直接自分でコントロールする事は基本的には出来ません。

 

そんな中、ポリヴェーガル理論のポージェス先生は、音楽療法が良いという事と言っていて、自分自身でも最近試してみていますが、確かに効果があると感じます。不安や心配など、コントロールが難しくて煩わしい事に対して、色んな音楽を聴くと、知らず知らずのうちに、メンタルが改善したり前向きになったりします。

 

穏やかに安心感につながるものとしては、例えばプレイステーションのHorizon Forbidden Westのゲーム音楽「In the flood」が凄く良いし、不安を吹き飛ばして元気を出すにはエアロスミスの「Nine Lives」が凄く良い事を実感しています。音楽は世の中に山ほどあるから、必ず自分に合う音楽はあります。

 

音楽は古来より何千年も昔からずっと人間は親しんできたもので、人間という個体として生きていく事にとって言語より重要だったんだろうと想像します。人同士で言語や文字でコミュニケーションを取る以前に、ややこしい精神を持った人間が、未知で不可解で不安な世界を生きていく為には、何か神経に直接アクセスして和らぎ、奮い立つ音楽が必要だっただろうなと思います。

 

音楽の方が言語より重要かどうかみたいなのは、比較のしようがなくそんなに意味がないですが、音楽は言語に劣らず人間には重要なんだろうと推察します。

 

人間が人間たらしめる認知的な振る舞いや言語的な思考は、人間が生物の進化の過程で比較新しい段階で生まれてきたものですが、それより以前の発達してきた部分が重要でないわけがありません。それ以前の身体を十分に活かして、その上ではじめて、人間の思考や認知は役に立つんだと思います。

 

ポージェス先生の言うニューロセプションという神経生理学的な作用としての概念はとても面白く、的を得ていると思います。人間のニューロセプションの機能をより良く発揮して、特にここでは、音楽の力を活用して、人間性を回復させながら生きていくのが良いと思います。