毎日の習慣や哲学の実践をつづる40代ブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けている40代です。

思考と言葉による習慣が罪悪感を作る。無意識と意識

いつも、「自分はダメだ」「自分のせいだ」というネガティブ思考で苦しんでいませんか。さらに言えば、このネガティブ思考やつらい感情になっている事にも気付かずに、毎日疲労しきっていませんか。心身が疲れている時、案外自分の疲れる仕組みが自分自身を疲れる状態になるように強いている可能性があります。

 

今回は、思考と言葉による習慣や、ネガティブ思考としての罪悪感についてお話ししたいと思います。

 

例えば、親子関係、子育ての場合や、友人関係、会社の人間関係、上司と部下など、様々な関係性があると思います。子育ては分かりやすい例ですが、親子関係でも、子から親への罪悪感、部下に対して上司が感じる罪悪感、逆もしかり、色んな罪悪感があると思います。それらがどのように作られていくか、考えてみたいと思います。

 

自分が相手をダメにしているんではないか、不幸にしているんではないか、自分のせいで成長できないのではないか、日常では色んな罪悪感の種があります。そういった事に関連する出来事があると、その事に自分の頭が思考して、「自分が悪いのではないか」と内面で言葉を発して疑いも持ちます。一般常識や良識、人生経験があると、このような事態になった時、たいてい身体や記憶が覚えていて、ネガティブなつらい感情を自分の脳内に発します。いわゆるストレスがかかる状態です。

 

こんな事が、毎日のようにあると、思考と言葉で「自分の悪いのではないか」は「自分が悪い」に定着していきます。そして、ほぼ、毎日それに関連する事があったり、思い出したりするたびに、「自分が悪い」のメッセージが自分に向けられます。そのたびに、ストレスでつらい感情と疲弊が伴うとともに、記憶化が進みます。この「自分が悪い」が罪悪感であり、この罪悪感が習慣により定着します。罪悪感は、危機などのストレスにさらされたような状態に似た感情ですから、自動的に精神と身体を疲弊させます。習慣化は、良い事、悪い事、関係なく、日常の繰り返しにより記憶学習されて自動化します。だから、この罪悪感の場合は、習慣化により慢性的に疲労します。

 

習慣は、意識的にすぐにどうにかできるレベルの事ではなく、”無意識”のレベルの為される事です。無意識で行っている事は、慌ただしい日常の中ではほぼ気付けません。だから、日常的に無意識に心身ともに疲弊する、という事態になってしまうのです。そして、その原因が、自己否定の自動装置である罪悪感であることにも気付きません。

 

だから、つらい感情で心身ともに疲弊している時、この罪悪感の習慣化について考えてみてください。立ち止まって冷静に考えれば、たいていすぐ思い当たります。そして、これをより効果的にするには、やはり瞑想ですが、自動化した「デフォルトモードネットワーク(DMN)」の脳のモードの状態を、心が落ち着いた、自分の内面に目を向けるような状態である「サリエンス・ネットワーク(SN)」の脳のモードで観る事が重要です。普段自分が日常的にやっている事、感じている事、を色々と思いめぐらして、そして、罪悪感の原因を探ってみると、見つかると思います。そして、その罪悪感の原因を認めて、受け入れる。たいてい無理に自分のせいにしてしまっています。客観的によく考えれば、自分のせいにする必要はない事がほとんどです。世の中にはできない事はたくさんあるし、それらをすべて出来るようにしていないといけないという事はないはずです。人間は出来る事はできるけど、出来ない事はできません。そういう当たり前の事実を、客観的に捉えて、無理を強いていた自分を受け入れて、正しく捉えなおすのです。そして、あらためて、無意識レベルに定着していた罪悪感の原因を軽視せずに、自分にとって重要な問題だったと見直すことです。このような気づきにより、今後どのような事に気を付けていけばよいのかが冷静に考えられるようになります。

 

「わかってもらいたい」という自分の感情のニーズは、「わかってあげる」という共感を自分自身で与えてあげる事によって、意外と満たされます。共感というか、この共鳴のような現象は、よりぴったり合っているほど効果は大きいです。他人からの共感だけでなく、自分自身による共感も効果あります。だから、しっかり”自己理解”をする事がとても大切です。

 

このようにして、無意識のレベルに定着していて罪悪感を、心を冷静にして静かにSNの脳モードで内省し、自己理解を進める事によって、意識に上がらせることができます。そして、無意識の仕組みを書き換えていく事で、罪悪感の自動的な習慣はコントロールできるようになります。罪悪感を自動化しない、新しい習慣作りのはじまりです。思考と言葉は、習慣を作りますから、罪悪感の書き換えも、思考と言葉により、より良く習慣化できます。

 

思考と言葉は、脳の活動から生み出される人間特有の認知機能ですが、これにより無意識レベルで罪悪感などの悪い習慣化が起こります。ですから、この点を強く意識して、心身ともにつらく疲弊しているときは、自分の無意識に眠る罪悪感について考えてみてください。上記の事はいわゆるセルフ・コンパッションで言われているようなことですが、その取り組みによって改善でき、楽になります。習慣の仕組みは、自分自身の生活、人生を形作っていますから、軽視してはいけません。すぐには改善しないにしても、習慣を意識して罪悪感を書き換えていけば、必ず元気になれます。