毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

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旧世代の苦手な上司とどうしても話をしないといけない時。準備・会話・休息

会社に勤めていると、どうしても年配の苦手な人と話をしないといけない時ってありますよね。出来るなら、同年代とか若い人とだけ話をして仕事を進めたいんだけど、会社の組織の構造上、また、会社は上の年代の人たちに作られてきたという事もあって、マネジャークラスとかチームのリーダーとかは、だいたい年配の人になっている事が多いと思います。最近は、若い人もマネジャーやリーダーに早い年齢で任されるようにはなってきていますが、それでも大きい会社ほど、上の階級ほど年配で、そして、年配の人に管理される構造になっていると思います。

 

私も40代ですから、上の世代の人は退職されて減ってきてはいますが、もちろんそれでも、年配の苦手な上司はいます。上司とは、話すときには気を使います。世代が違うと話し方が違っていて、特に上の世代の人ほど、しゃべり方が命令形というか、言葉がきついので、会話する事自体がつらいです。本人には悪気はないんだろうなという事は分かっているつもりなんですが、実際に会話をすると、どんどんやり込められていく感じになって、心が傷ついてしまいます。私は、その意味でメンタルが弱いように思いますが、皆さんはどうでしょうか。

 

そのような事で、旧世代の苦手な上司とどうしても仕事の話をしないといけない時に私が心がけている事を、3つお話ししたいと思います。それは、話をするまでの準備、会話に耐える事、そして会話の終わった後の休息、についてです。

 

まず、話すのが苦手な上司とどうしても話をしないといけなくなったときは、重要な打ち合わせをするかのような気持ちで、しっかり準備します。普段は、そのような苦手な上司と話をしなくても、特に問題のない人と気軽に話をして上手く仕事を進めていて、私の場合、苦手な上司と仕事の話をするときはそんなにはたくさんありません。でも、その時が来たときは、年に何回か、月に何回かある重要な打ち合わせだと思って、事前にしっかりと話す内容を準備しています。資料を準備する場合もあります。そうやって、出来るだけ上手く打ち合わせが進むようにしておきます。

 

そして、打ち合わせを、出来るだけスムーズに終わらせるようにする事です。この方法が最良かどうかわかりませんが、私の経験では、どうしても上手く会話ができない上司、年配の上司の場合は、どう会話を工夫しても上手く進みません。頑固おやじと話をするようなものです。特に年配の人ほど、年功序列の精神で、若い人には胡坐をかきますから、上から目線で会話するのは当然だと思っています。そこで戦っても、容易にその認識が変わるものではないので、私は諦めました。その代わり、何とかその会話、打ち合わせを、上手くやり過ごす事を優先しています。もちろん、すべての年配の人に当てはまるわけではありません。でも、一部はいて、年配のマネジャークラスになっている人というのは、会社で出世してきたという自信を身につけていますから、マインドを若い人に合わせてというか、時代に合わせて修正することはなかなかできません。そういう事もあって、何とかうまく話を合わせてやり過ごす、そんな感じでしょうか。処世術と言っていいのかもしれません。時代の流れは速いです。自分のいずれそう見られるようになるのだろうかと思いつつも、そのような事態を受け入れています。常に進化できる自分でいたいという精神は持っていますが、時代の流れに自分が追いつけなかったら、そのような頑固おやじになってしまうのかもしれません。自分は変われると信じつつ、それはさておき、そのようにして、苦手な上司と会話を忍耐によってやり過ごす、そういう事です。完全に昭和な対処ですみません、という感じです。

 

そして、何とか苦手な上司との会話が終わったら、しっかり休息をとる事です。否定の言葉をたくさん受ける事もあると思います。放っておくと自己否定に陥って、思っているより疲弊します。心身のダメージが大きいです。ですから、しっかりと休息を取る事が大事です。私は、場合によっては、次の日に年休を取る事すらあります。本当に、こういう事はお勧めしたい方法ではないんですけど、現状心身が持たないので、そうしています。無駄に自己嫌悪、自己否定に陥ることなく、しっかりと休む。なんだかんだ有効だと思っています。

 

いかがでしょうか。苦手な年配の上司と話をしないといけなくなった時、準備をしっかりして、会話を何とかやり過ごして耐えて、そして、しっかりと休息をとる。この三段階の対処法で乗り切る、そんな感じです。私にとって、会話の成立しない苦手な年配の上司との会話は、仕事の中で上位にくるタフな仕事です。この問題は時代とともに無くなっていく事を望んでいますが、そればかりは分かりません。現在は、昔はモラハラパワハラでなかったものがそれらの対象になってきていますから、時代が変わっていっているのは確かです。日本は特に年功序列の精神が強いですから、この仕組むは強固ですが、変わっていくとは思います。とは言っても、今を乗り切らないといけない。処世術でも何でも、旧世代の苦手な年配との会話に困っている人は、自分を責めずに、話をしないといけなくなったときは、会話の為の準備をしっかりして、会話に耐えてやり過ごし、会話を終えたら自己否定に陥らないようにしっかり休息をとってみてください。きっと役に立つと思います。