毎日の習慣や哲学の実践をつづる40代ブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けている40代です。

会社が求める効率性や生産性。処方箋は多様性である事の意味。

会社で働いている皆さん。

この資本主義社会に基づいた企業活動では、社員は効率性や生産性を求められます。競争が激しくなればなるほど、その要求は強くなります。競争に追い込まれていく中、「もうこれ以上生産性は上げられません!」と悲鳴が聞こえてきそうです。

日本をはじめとして、ほとんどの国は資本主義経済社会に該当すると思いますが、働いている皆さんは、この終わらない競争社会の中で競争に追い立てられて、不安に駆り立てられていっているのではないでしょうか。働いても働いても競争は続いていくし、これ以上生産性は上げられないし、このままどこに行くのか。結論から言うと、効率性、生産性に対して、この経済システムが上手く回っていくためには、人間の個性や多様性が処方箋になるということです。

 

周りの自然を見てください。森林には、多くの植物がいて、昆虫がいて、鳥や動物がいます。生態系では、多様性が保たれていて、見事な循環システムが営まれています。経済システムも、基本的に同じです。循環システムが正常に機能していれば、生態系は繁栄を続けていくことできます。それと同じように、経済システムもいかに循環システムを営んでいくかがキーになります。

 

現在、SGDsが注目を集めています。地球を中心とする持続可能な社会をいかに作っていくかということを問題にしています。その懸念は、資源の有限性です。化石燃料が良い例ですが、これらの有限な資源をただひたすらに使い尽くすと、化石燃料に基づく経済活動は衰退していきます。逆に言えば、資源が無限にあれば、経済は半永久的に継続していきます。大昔は、人々は森を壊してそれらを資源にして人間の経済活動を営んできました。その頃は、それらの自然の資源はほぼ無限だと思えたでしょう。生産性も現代と比べれば極めて低いものだったでしょうし。しかし現代の生産性はその頃とは格段に違います。地球の資源を消費尽くすほどの勢いです。

 

経済活動の基本は、ほとんど価値のない非生産物である資源を、人間の生産活動によって、生産物に変換することで、価値を生み出していくことです。非生産物から生産物の流れです。その流れを効率的に運用させることが経済システムです。ですから、効率的になればなるほど資源は生産物に変換していきますから、資源は無くなります。この資源をどうするかがカギなのです。

 

そこで、自分たち人間が意識することは、自分たち自らが資源となる意識です。個性や多様性を尊重するとは、そのような意味でつながっていきます。人間の営む経済活動は、人間の効率的な生産活動だけでなく、人間の個性ある多様性を資源として活用していくのです。人間一人一人が個性的で多様である限り、それは資源として人の数だけあって、その資源を活用して、経済活動に使っていく。そうやって、森や地球の資源に頼らず、人間の経済活動の循環を、人間の資源で循環させていくのです。

 

例えば、みなさんがインターネットで読んでいるブログ記事などは良い例です。一人一人の生産活動によって生み出された多様な記事は、例え誰かの単なる日記のようなものだとして、活用の仕方次第で価値のある多様な資源になります。その資源・情報を使って、生産活動によって新しい価値につなげていく。これが経済の循環です。

 

資本主義経済社会では、有限の資源を出発原料とする競争社会に見えますが、本来は循環システムであることが望ましいのです。そして、その循環システムのキーは自分たち人間の個性と多様性にあるのです。多様性ある人間を資源とすることで、経済活動は循環することが可能となります。

みなさん、この終わらない効率性、生産性に不安を感じているかもしれません。でも処方箋はあります。それは自分たち人間の個性であり多様性です。その事を意識して、ただひたすらに効率化を求めるだけでなく、自分たち自身の個性や多様性を尊重するように心がけましょう。それこそが、人間社会の創る美しい経済社会の姿です。