毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

「このままじゃまずい」は新しい挑戦をするときじゃない。

ずっと上手くいっていると感じていなくて、いつか変わらないといけない。このままじゃまずい。だから、とにかく、やっている事を今すぐやめて、新しい事に挑戦するんだ!と思ったりしませんか。私はいつもこんな感じでした。今でもこういう気持ちになることはあります。でも、たいていこんな感じで上手くいったという記憶がありません。

 

でも、新しい挑戦をすることは、自分に人生をより良くしていく事にとって非常に大事な事だと思います。そして、挑戦するとたいてい失敗がついてきます。それでも、やっぱり挑戦した方が前進できます。ですが、やっぱり「このままじゃまずい」という不安に駆られた気持ちになっている時に、いま直ぐ何かに挑戦するというのは、違うように思います。

 

それでは、何故「このままじゃまずい」というタイミングが挑戦のタイミングではないのか。そして、どうやって挑戦するのが良いのか、考えてみたいと思います。

 

まず、「このままじゃまずい」と精神的に追い込まれた状態では、挑戦する準備が十分に出来ていないと思います。新しい挑戦をすると言っても、今までやってきたことを簡単にやめて、やみくもに何かをやろうとしても、まず上手くいきません。精神的に不安定な状態では、挑戦する具体的な事や成功するための方法をしっかり準備する事ができません。今までやったことのない新たな挑戦をするときは、冷静で心が落ち着いている状態のときであるべきです。

 

そして、「このままじゃまずい」というときは、たいてい周りの状況や人たちの影響による時で、自分の積極的な気持ちから変わろうとするときではないように思います。そういう、自分で決められていない状態で何か新たな事に挑戦をしても、自分に内的に動機づけが為されていませんから、長続きしません。そして、結局諦めることになります。

 

なので、挑戦するときは、まず、気持ちが前向きな時であるべきだと思います。そして、自分で挑戦する事を決められている時だと思います。私の場合、精神状態は周期があって、不安に駆られているネガティブな精神状態と、凄く前向きなポジティブな精神状態とあります。自分は以前に、”双極性障害の手前”と先生に言われたことがあって、元々そういう性質があるようです。そして、「このままじゃまずい」とネガティブな精神状態になっているときは上手くいきません。だから、しばらく待ってポジティブな精神状態になるのを待って、前向きな気持ちで、自発的に、新しい挑戦しようと思えているなら、その時は挑戦するタイミングだと思っています。

 

そして、新たな挑戦をするときの具体的な方法は、私の場合、基本的に、新しく習慣を作る方法と同じです。習慣を作る方法は、トレーニングのように、新たに取り組む事を毎日やって、数週間継続することです。そうすることで最初のうちは大変だったのが、2週間ほどすると、簡単にできるようになります。習慣は、人間の基本的な活動方法ですから、確実性が高いです。時間は一日二日ではなく、2週間くらいはかかると思います。

 

新しい挑戦とは、渡れそうにない川を渡ろうとして、無策にジャンプすることではないと思います。渡れそうにない川を渡ろうとする挑戦は良いと思いますが、それをどうやって越えるかが大事です。

 

だから、「ここままじゃまずい」と精神的に追い込まれた状態の挑戦は、挑戦するタイミングではないと思います。挑戦するときは、精神的に落ち着いていて、前向きな気持ちの時で、実践的には、習慣を作るようにしっかり取り組んでいく事だと思います。