毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

憂鬱感で苦しい時。そんな日は過ぎ去るのを待つ。

会社勤めをしているみなさん、月曜日は憂鬱感でつらくないですか。HSP(Highly Sensitive Person)の傾向を持つ人は特に、そういう事ってあると思います。その意味では、働いていない人も学生も、憂鬱感でつらく苦しい一日ってあると思います。たいていそういう日は、自己否定感に包まれて、自分の内的なワールドに入り、「自分は会社には向いていない」とか、「自分はダメな人間だ」とか、どんどん悪い方に思考が行ってしまったりしてしまうと思います。そして、そういうネガティブな感情に引っ張られて、「自分は何故ダメなんだろうか」と自分のダメな原因を探ろうとして、どんどん独りつらくなっていく。そして、一人で孤立していく。

 

私もこういう事は以前によくあって、一人で自分の感情で苦しんでいました。でも、そういう事をずっと繰り返してきて、分かったことは、そんな憂鬱に包まれていて自己否定感に陥っているときにその原因を突き止めようとしても、何の役にも立たなかったという事です。それより、憂鬱感や辛さが増して、復活するのに長引いてしまっていました。だから、こういう憂鬱感でつらいときは、あまり考え込まずに、その日が過ぎ去るのを待つのが良いと思います。この憂鬱感の原因は、自分のダメさとか、仕事への不向きとか、そういう事ではなく、身体のコンディションに原因があるのです。どういう身体の原因があるのか、幾つか挙げてみたいと思います。

 

ひとつ目は、普通に体調不良によるものです。風邪をひきかけていたり、頭痛やのどの調子とか、自分が体調が悪いときに起こりがちな症状が出始めていたりするものだと思います。思いっきり風邪をひいて寝込めば、原因は体調不良だったかと気付けるでしょうが、少しの体調不良の時はそれが原因で憂鬱になるという事に気付きません。HSP傾向の人はよくあると思います。だから、メンタル的に調子があるときは、体調を気にしてみると良いと思います。月並みですが、軽い運動の習慣を作ることは、憂鬱感を軽減させる最善の方法です。

 

そして、気候の変化です。季節の変わり目はよくあると思います。温度、湿度、気圧の変化は身体に大きく影響を及ぼします。HSP傾向の人は特にそうだと思います。夏から秋とか、秋から冬とか、気温が下がっていくような時期はよくあると思います。雨が降りそうな日とかもそうです。気圧の変化を伴う天候、いわゆる台風に敏感な人もいると思います。本人は気付いていないかもしれませんが、案外そういう事が原因だったりします。これは、身体のコンディションも絡んでくるので、要注意です。

 

もう一つは、週末の過ごし方の影響があると思います。月曜日の憂鬱は一般にそういう事なのですが、サザエさん症候群みたいな言われ方もよくされてきましたが、会社が嫌だから憂鬱というだけではなく、週末の過ごし方が平日の過ごし方と違うから、睡眠のリズムが変わって睡眠不足だったり、週末にだらだら過ごして月曜日に体調が不良になっていたりすると事があると思います。生活のリズムの変化は、身体に変化を与えますから、それによって感情や気分に影響することがよくあると思います。

 

月曜日の憂鬱感は結構きつくて、自己否定感に陥って気持ちが孤立しがちで苦しさが増していきますが、そんな時はぜひ、身体のコンディションに目を向けてください。人間の感情は基本的に身体に基づいています。だから、憂鬱感などの感情に関係することは、まずは身体からアプローチすることをお勧めしたいです。とにかく、憂鬱感で苦しい日は、仕事のパフォーマンスなど気にせず、やり過ごしてください。仕事は、明日や明後日にやればいいのです。その日は流して、散歩でもして時間をつぶして、一日が過ぎ去るのを待ちましょう。そして、身体をケアしてあげましょう。次の日はまた普通にやってきます。