毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

失敗で落胆したとき。失敗は挑戦でしか起きない。

長く働いていると、自分なりに頑張ったのに成功できなかった、上手くいかなかった、評価されなかったという事ってありますよね。その事で意外と落胆してしまったり、失敗だったと後悔したり、自分はダメだと自己否定に陥ったり…。でも、月並みですが、失敗は挑戦しなければ起きないんです。だから、失敗はこれから先の事を考えるととても良い事なんです。慰めに聞こえるかもしれませんし、確かに慰めも含まれていますが、でも、本当に失敗は問題ではないのです。こういう事はよく聞く話なので、言うまでもないかもしれませんが、実際に成功できなかった時、自分が思っていたより落胆するものです。ですから、失敗は本当に良い事なんだという事について強調したいので、お話ししたいと思います。

 

まず、失敗とは何かについて考えてみたいと思います。この場合特に、自分にとっての失敗とは何かです。仕事をしていると、出来ない事が少しずつできるようになったり、出来ない事が出来ないと分かってやらないようになったりして、浮き沈むも小さく、会社にも慣れてきて、自他ともに自分に対する社内の評価にも慣れてきて、もはや、仕事をしていて、失敗することは無くなってきます。失敗を避けて確実に仕事を進められるようになってくるからです。だから、その上で失敗をする、失敗をしたと落胆するというのは、今まで出来なかった事にチャレンジしたときだけです。本当にまれです。そして、失敗とは、自分の内面で感じることです。だんだんと、誰も自分の事を評価することもなくなってきます。だから、自分の心が失敗を感じる時というのは、自分自身が何かに挑戦した結果失敗したと感じる時なのです。失敗とはつまり自分の中の失敗なのです。

 

では、何故挑戦が重要なのか。さっき言いましたが、挑戦しなければ失敗することはないからです。仕事を長くやってくると、自分にとっての出来るレベルは分かってきますから、超えられないかもしれないリスクは回避できます。その上で、失敗するわけですから、それは挑戦しているに他ならないのです。そして、そういう、その時のレベルで、成功できるか分からない事にトライするわけですから、それは勇気の要る挑戦です。そんな挑戦でなければ、失敗は起こりません。だから、挑戦しなければ失敗は起きないのです。

 

そして、失敗すると何故良いのかというと、失敗は次の新しい成功へのヒントになるからです。その失敗を反省して、分析して、身体で感じて、そして、次に失敗しないように再チャレンジする。逆に、偶然何の対策もせず成功してしまっても、次にまた行き詰ります。挑戦を繰り返すと、失敗と成功を繰り返します。成功は挑戦の数で決まります。それは同時に失敗の数で決まるとも言えます。だから、失敗は次への成功につながるので全く問題ありません。いつも挑戦している人は分かっていると思いますが、いつも挑戦しているとたくさん失敗します。もちろん、その分たくさん成功もしています。成功には、たくさんの失敗があるのです。

 

年とともに、だんだんと失敗しなくなります。そして、挑戦しなくなります。だから、失敗はさらなる挑戦を可能にしますし、もちろん成功も実現します。だから、何か失敗を感じて深く落胆しているときは、それは挑戦した証です。今は落胆してください。でも、その失敗は得られるものしかありませんから、むしろ自分を褒めてやってください。しっかり失敗を受け止めて、そして、近いうちに、きっとまた挑戦して、さらに失敗するかもしれませんが、成功も待っています。だから、もっともっと失敗して、それでも挑戦して下さい。