毎日の習慣や哲学の実践をつづる40代ブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けている40代です。

人は何故不倫をするのか。欲望機械は不倫する。

人は結婚をしているのになぜ不倫をするのでしょう。私はあまり知らなかったのですが、世の中の夫婦たちは、かなりの人が不倫をしているそうです。自分も実は不倫をしているんだよねとむしろ思っているは多いと思います。一体何故なんでしょうか。

 

まず、結婚相手がすでに大事ではなくなっているからです。結婚してしばらくの間はほとんどの人は不倫をしないと思います。まだ大事な人だと思っているからです。でも、だんだんと時間がたつにつれて、相手を尊重しなくなって、軽視するようになって、そして、他の人と恋愛するのだと思います。逆に言えば、もし結婚相手がとても大事な人だったら、不倫しないと思います。それは、もし不倫をしたら、相手が悲しみ傷つくからです。相手が不安になったり苦しくなったり病気になったりする可能性があるからです。そのような状態になってほしくないと思っていたら不倫はしないと思います。

 

まだ理由はあります。それは、人は基本的に恋愛関係を求めているからです。結婚相手の事が仮に好きな気持ちがあっても、別の人と恋愛関係の機会があったらその人とも恋愛関係になりたいと思うからです。恋愛関係は幸福感をもたらします。また、人に愛されると承認欲求が満たされます。恋愛関係はうれしいことしかありません。オキシトシンなど身体も喜びます。ですから、基本的に人は恋愛に開かれているのです。

 

さらに言うと、不倫する理由は、新しい恋愛関係を求めているからというのもあります。結婚相手とも恋愛関係が維持されていても、一度経験するとその関係に慣れてきます。恋愛のときめきは人を喜ばせますが、やはり、その人との恋愛関係はその人とだけの関係です。時間とともに飽きてしまいます。そして、別の人との恋愛の味は違う味がします。だから、別の人との恋愛をするチャンスが来たら、新たに恋愛関係をもちたいと思います。新鮮な恋愛は、新たな喜びをもたらします。

 

おそらく、上に挙げた3つの理由、結婚相手が大事ではない、基本的に恋愛を求めている、そして、新しい恋愛を求めている、に当てはまる場合は不倫の可能性があります。逆にこの理由が当てはまらない場合は、不倫はほとんどしないと思います。結婚相手との恋愛関係を維持すると思います。

 

では、何故人は結婚するのでしょうか。結婚さえしなければ、不倫に悩む必要はないはずです。それでも、結婚するのは、社会通念によるためです。現代の社会は、結婚の意味合いが強く、結婚することによって夫婦という関係を公的に認めます。夫婦という関係が公的に認められるとその人と一生添い遂げるという約束事ができます。また、夫婦になると子供を作ることが公的に認められます。人は強い恋愛関係を求めていますし、子供を作りたいという欲求も持っていますから、結婚することはこの社会では極めて有効です。社会的に絶対的な価値があるのです。上の挙げた不倫をする3つの理由は、結婚の拘束力を超えてしまいますから、結婚をしていても不倫をしています。

 

ドゥルーズガタリのアンチ・オイディプスに、欲望機械というものがあります。欲望機械とは言葉の意味のままで、人は欲望する機会である、という意味です。不倫は、もれなくこれに当てはまるでしょう。不倫は人間の欲望です。社会や文化は、人間の自然の営みをコントロールする力がありますので、不倫は社会にコントロールされることになります。でも、人間の不倫は欲望機械の振る舞いですから、それも自然です。不倫を認めるか認めないかは社会や文化しだいです。「不倫は文化」と言った人の言葉を思い出します。