毎日の習慣や哲学の実践をつづる40代ブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けている40代です。

環境を変えてみよう。生命の定義から環境を変える意味を考える。

毎日、日常は大変で、仕事でも何でも思うようにいかず、身体やメンタルの調子もいまいちで、どうしたらより良くなっていくのかなと悩んだりすると思います。

自分を変えて、より良い人生にしたい、望むような人生にしたい、でも、現実は大変で、人間関係のストレスも多く、それどころか体調も万全でないから、変える力もない。どうしたら変われるのだろうか。。。

そんな時は、自分の環境を変えてみてはどうでしょう。という事を提案したいと思います。自分自身の力で自分を変えようとしても、なかなか変わらない。でも、環境は自分自身より変えやすいように感じられます。なので、自分自身で何とかするより前に、実効的に変えられる自分の環境から変えていくことを考えてみてはどうでしょうか。

でも、さらにその前に、何故環境を変えることが、自分を変えることをつながっていくのでしょうか。そこで、環境の意味、環境と自分の関係性、について考えてみたいと思います。

 

環境を説明する前に、自分という「生命」とは何か、生命の定義について考えてみたいと思います。生命を説明するために、生命の最小単位である、細胞にフォーカスして生命の定義を考えてみたいと思います。

まず、細胞が水中にいることを想像してみましょう。細胞が生命として構成している一つ目の要因は、水の中で、細胞膜によって水から物理的に保護された内部を持っていることです。この内部は細胞を構成する多くの成分からなっています。それが生命の営みの根源です。そして、二つ目の要因は、内部に対して、外部である水です。水は、細胞にとって環境要因ですが、水が細胞の周りに存在している事で初めて細胞が存在できています。水が無くなれば細胞は干からびて死んでしまいますし、生命の根源は海であるという意味と同じで、環境の設定があって初めて細胞が存在します。なので、最も重要なのは水という外部であり、環境です。そして、三つめが細胞の内部と外部を物理的に隔てている細胞膜です。細胞膜は界面という呼ばれ方をしていますが、細胞膜の役割で重要なのは物理的に内部と外部を隔てているだけではなくて、細胞膜という界面を通じて、物質を、つまり情報を交換していることです。これにより、細胞は生命を維持してます、まとめますと、生命の定義は、内部と、外部と、内部と外部を隔てる界面から成るという事です。そして、外部とは環境の事で、界面とは物理的な隔たりだけでなく、内部と外部の情報を交換するものという事です。つまり、生命とは、細胞の内部‐細胞膜‐外部としての環境、という構造になっているという事です。

生命の定義の説明が長くなりましたが、人間は生命ですから、この定義にもれなく当てはまります。私たち人間は環境に取り囲まれていますが、環境があってはじめて私たちは存在できています。環境とは自分と物理的に隔てられた単なる外部ではなく、自分の一部です。環境の影響なくして自分の存在はありませんし、自分の生命活動、生命としての営みとは、環境との情報交換です。

 

そのような事で、環境とは、自分自身が想像している以上に、自分自身に直接作用しています。一部と言ってよいほどです。だから、自分を変えたいとき、環境を変えるというのは正しいのです。環境を変えるとは、自分の一部を変える事を意味するのです。そして、次に考えたいのは、私たち人間と外部である環境との関係です。私たち人間は、自分自身のありかを、自分の頭の中の脳にあると認識しています。ですが実際は、自分とは脳だけでなく、自分自身の身体全体から成っていて、身体も自分自身の一部です。そして、自分の身体を取り囲む環境も自分の一部なのです。そして、自分の身体にある感覚器官を通して外部の環境から情報を受容しています。身体にある感覚器官はすべて、物理的に、環境と自分との間に存在する界面です。つまり、自分とは、内部としての自分‐界面としての身体‐外部としての環境、という三層構造から成っているのです。自分を変えたいときは、環境を整えるわけですが、さらに言えば、頭だけで考えるのではなく、身体からアプローチするのは有効であるのは、言うまでもなく身体も自分の一部だからです。もちろん、温度、湿度、気圧などの気候の変化などに敏感な私たちにとって、身体が快適になるように、空間的にも環境を整える事は有効であることは当然であり、いかに私たちが、環境と身体に支えられた生命であるかを物語っています。

 

そして、私たち人間にとって、環境とは物理的に自分自身の身体から離れた空間だけをさしません。社会との関係、人間関係も含みます。人間は社会的な生き物であるという言い方がありますよね。環境要因としての人間関係は多大な影響を持っています。環境を変えるとは、人間関係を変える事を含みます。家族に問題があるとき、家族の関係を変えると大きく自分自身が変わりますし、仕事場を変えることも同様です。びっくりするほど自分自身が変わります。私は去年まで数年間アメリカに滞在していましたが、日本からアメリカに移り住んだ時、想像以上の環境の変化を実感しました。街の雰囲気だけでなく、周りから日本語が消えるという環境の変化の実感は圧倒的でした。日本語という環境がいかに自分の環境の一部、自分の一部を構成していたかという事を、強烈に実感させられる体験でした。周りには英語しかない。この環境は自分自身を変えたという確かな実感でしたし、私の場合は、会社からの拘束感が強かったですから、その自由の感覚は半端ないものでした。日本からアメリカへの環境変化は、物理的な環境変化だけでなく、日本語という環境変化、会社の環境変化、会社の人間関係からくる環境変化、という意味で、大きな変化でした。その意味で、人間環境や社会環境、文化環境を変えることは自分自身を変えることにつながります。

 

そのような事で、自分を変えるには、まず環境を変えてみましょう。社会環境や文化環境を変えるのは簡単ではないですが、ちょっとした人間関係を変えることは少しは可能ですし、自分の環境要因は他にもたくさんあると思います。もちろん上でも言いましたが、生活空間などの環境変化も有効だと思います。変わりたいのに変われないと思っている皆さん、ぜひ、まず環境を変えるところから手をつけていきましょう。環境は自分の一部です。ですから、必ず自分自身が変わっていくと思います。