毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

問題の発見が仕事のパフォーマンスを上げる

会社で、特に孤立しがちなあなたへ。

きっと、会社で仕事が進まず、どうしていいかわからず途方に暮れたという経験があるはず。そういう状態が長く続くと、不安感が募り、そのきつさもだんだんと耐えられないものになって、そして、無気力な状態へ。絶望的になっていく。。。

自分もよくありました。よく分かります。

 

一体、何が問題なのだろうと、一人でくよくよと悩んで、でも、答えが見つからず、疲弊して、仕事のパフォーマンスも上がらなくて、仕事の評価も上がらない。自分はダメな社員なのではないかと辛くなっていきます。

でも、実はそうじゃないのです。別にあなたが仕事ができない社員というわけではないのです。ただ、自分の抱えている、本当の問題を解決できていないだけなのです。

私は、ここで大事なのは、自分が仕事で抱えている重要な問題は何で、それをどうやって解決していくのか、という事だと思っています。疲れていたり、仕事が難しい状態に陥ったりして訳が分からなくなっているとき、頭が混乱してフルに考えきれない状態になって、その問題が分からなくなっていると思います。そうなってしまうと、すべてのパフォーマンスが下がってしまいます。そして、仕事は進まなくなります。

だから、今仕事で足踏みしている重要な問題が何かについて、たった1つの問題を解決することが重要なのです。もっとも重要な、ひとつの問題を解決できれば、他の多くの問題も解決していきます。大事なことは、繰り返しになりますが、最も重要な1つの問題を解決することです。

 

そして、今日お話ししたい最も大事なことは、そのもっとも重要な問題を、どうやって発見するか、です。これが最も重要です。

それでは、これから、問題を発見する方法をお話ししたいと思います。

 

問題が発見できない大きな理由は、頭がごちゃごちゃになっていて何からやっていいか、手につかなくなっている事です。ですから、頭の中にあることを、すべて見える化することです。ノートに書きだしてもいいです。いつもスマホを使っているのなら、スマホのメモのアプリを使って、それに書いてもいいと思います。PCのメモやワード、パワーポイントでもいいと思います。ちなみに、私はパワーポイントを使っています。基本的に、私は毎日仕事を始める前に、今日やることを全部書き出しています。そして、仕事が終わるときに、明日やることを書いて帰ります。基本的に毎日やっているので、仕事でやるべきことは常に見える化されていて、そんなにたくさん書く必要はない状態になっています。これはすでに習慣になっているので、いつものようにやっています。それでも、たまに仕事が増えてきたり、仕事の方向性を大きく修正が必要になったり、混乱したりしてきたときは、時間を取って、頭の中にあることをすべて書き出します。これをとても重要な作業です。これには、1日すべての時間をかけてもいいくらい重要だと思っています。これをしっかりやっていると、やるべきことが見えてきて、つまり、問題が発見された状態になります。これには、たっぷりと時間をかけてもかけ過ぎということはありません。このようにしておくと、そこまで追い詰められずに、頭のパフォーマンスをある程度高く維持できます。

 

そして、これは言うまでもありませんが、きっと疲れています。特に頭が疲れています。しっかり休みを取ることが大事です。頭のパフォーマンスが下がっていると、仕事はほとんど進みません。自分がダメな社員であるかないか、そういう話ではなく、単に自分の力を発揮できていないのです。だから、睡眠を改善するとか、会社でも、時間を見つけて休憩をしっかりとるとか、水を飲むとか、血行を改善するとか、呼吸を整えて落ち着くとか、とにかく、身体と頭を十分なパフォーマンスが発揮できる状態にすることが大事です。ついでに言いたいことは、冷静な状態でないと、高いパフォーマンスは出せません。頭の冷静さはとても大事なので、頭をしっかり休ませてあげてください。

 

そして、誰かと話をすることです。会話は何より大事です。自分の頭の中にあるもやもやを、誰かとのキャッチボールの中で、解決の糸口を探すのです。ですが、ここで大事なのは、信頼している誰かです。聞き上手の人が特に良いです。思っていることを、何でも相手に吐き出させてもらうのです。そうやっていくうちに、徐々に問題が発見されてくるはずです。できれば、これも、時間をたっぷりかけたいところです。洗いざらい思っていることを出していくと、問題が見える化してきます。同時に、問題が発見されるとともにこれまでたまっていたストレスが解消されてきます。これも、心地よいことです。合わせて、話を聞いてくれた相手に対して、素直に助けられたという思いから、感謝の気持ちや信頼感からくる喜びの感情が湧いてきます。人との質の良い会話ほど良いものはありません。会社では特に。

 

そういうわけで、①書き出しによる見える化、②しっかり頭を休ませる、③信頼している人と会話をする、の3つは、自分の問題発見にとても有効です。

自分はダメな社員だと思い込んで苦しくなった時、ぜひ以上の事を試してみてください。かならず効果が出るはずです。