毎日の習慣や哲学の実践をつづるブログ

毎日の習慣、考えている事、実践について、基本哲学好きとして、とにかく書き続けています。

会社が忙しくて勉強できない。時間を作る方法をお話しします。

会社で働きながらでも、会社以外の勉強をしたい。仕事のパフォーマンスは上がらないし、でも、そんな時間はない。。

そういう悩みってあると思います。会社を勤め始めて最初のうちは、それまでのスキルや経験で、ある程度仕事がうまくいっていたりすることはあると思います。でも、必ず超えられない壁にぶち当たります。その壁を乗り越えるためには、会社の事をもっと学んで、周りの人や上司から多くを学んで…。ということもあるでしょうが、私は、会社以外の事、一見会社とは関係のないことを学んで幅を広げることが大事だと思っています。会社に長く勤めていて、会社の中だけで何かを学んで身につけて働き続けていても、外の世界は本当に広くて、その経験や知識はたこつぼ的で社内でしか通用しないものだったり、会社自体もそれでは成長できなかったりします。

ですから、会社以外の勉強をする事がとても重要だと思います。そのためには、会社勤めに時間を使い過ぎずに、会社以外の事に時間を使えるようにしていかないといけません。でも、会社が忙しくてなかなかそんな時間は作れないということはあると思います。そこで、ここでは、働きながらでも、仕事以外の時間をどうやって作ればいいのか。そのような話をしたいと思います。

 

まず、会社で働いている中で、できるだけ無駄な時間を無くすことです。朝起きて支度をして、会社に行って働いて、夕方か夜に会社を出て、家に帰って寝ます。そのようなライフサイクルは人によって様々だとは思いますが、自分にとって最も良いライフサイクルは、たとえば、8時半に出社して19時に退社するといった、会社に適応させたライフサイクルと合っているは限りません。とはいっても、自分は完全な夜型だからと言って午後出社をすべき、と言っているわけではありません。でも、できる限り、自分に適したライフスタイルに、会社でのライフサイクルを修正していく必要はあると思います。何年も働いているとみなさんも気づき始めると思いますが、無駄が多いです。多くの社員が多くの種類の仕事をそれぞれやりながら協業していますから、そうやっていく中で無駄が出てくることはある意味必然とも言えますが、それに身をゆだねていてはいけません。会社での無駄な時間の使い方は、まず体力を消耗しますし、そもそも、仕事のパフォーマンスは上がりません。ですから、無駄だと気付いたら、少しでも早く帰れるように働き方を工夫をしましょう。周りに人がまだ働いているから、早めに退社しづらいというのはあると思います。でも、そこは勇気をもって早く帰りましょう。その行動で、内心快く思う人は必ず周りにいますし、近年は無駄に会社に居ずに早く帰るのは会社にとっても望ましいことです。私が言うまでもありませんが、実際に、仕事のパフォーマンスを落とさずに1日の働いている時間のうちのかなりの時間を無くすことができると思っています。可能な限り、働いている時間を減らして、早く帰ること勇気を持ちましょう。このことは朝も同じです。無駄に早く来ているということがあるのならば、少しでも遅く出社しましょう。私は、朝の満員電車が嫌いなので、遅めに出社しています。特に周りからも何も言われませんし、そのことで仕事の進められる量が減ったとも感じていません。私は出社前に毎朝勉強を30分はしていますから、朝は充実していますし、朝の満員電車を避けられていますから、良いこと尽くしです。また、残業代が減って手取りが下がってしまう、という心配もあるかと思います。でも、そのことを気にして時間を無駄に使い続けている限り、仕事のパフォーマンスは上がりません。むしろ、少しの残業代を減らしてでも有効な時間を捻出できれば、中長期的には仕事のパフォーマンスは上がって、その分は収入に確実に反映されると思います。みなさん、勇気をもって、ゆっくり出社して、早めに退社しましょう。そして、有意義な時間を作り出しましょう。

 

次に、会社以外の趣味でも何でも目標を作りましょう。私の場合は、私は勉強が趣味というタイプの人間でして、通信制放送大学に登録しています。放送大学では、普通の大学と同じように、年に2回夏と冬に試験があり、合格すると単位がもらえます。単位がもらえたからといってそれでどうなる、というのもありますが、意外と励みになっています。もちろん、放送大学での勉強はキャリアアップにつながる授業もありますから、勉強をするというだけの範囲ではないです。以前は、本を読んで勉強をしていましたが、どの程度学べているかわからなかったので、単位というものをひとつの目安にすることで勉強を続ける良い仕組みになりました。私の場合は放送大学ですが、資格でも、趣味でも、いろいろあると思います。自分に合った何かを見つけてそれらを目標にしてみてください。たとえ趣味でも、それは仕事以外の知識や経験です。仕事では学べない有意義なことが学べるので、人としての幅が広がります。ぜひトライしてみましょう。ここで大事なことは、仕事以外の目標を持つことで、仕事以外の事も頭の中に満たすということです。おそらく皆さんは、仕事の事で”頭がいっぱい”になっていると思います。仕事の事で頭がいっぱいになっていると、仕事以外の事を考えることが難しくなります。だから、仕事以外のやることを作ることによって、頭の中にスペースを作ることです。これは時間を作るということと同義です。頭の中のスペース=時間という等式をぜひ意識しましょう。できる限り、頭の中の時間のうち、会社の事の割合を減らしましょう。そうすればおのずと自由なスペースが生まれてきます。

 

もうひとつ大事なことは、隙間時間を作ることです。1日のライフサイクルを見直してもらうと気付くとは思いますが、隙間時間はあると思います。その隙間時間で、勉強をしたり、本を読んだり、英語のリスニングをしたり、自分の思う勉強をしてみてください。もちろん、趣味でも良いです。そしてそれは、20分、いや10分でもいいです。大事なことは継続です。継続できるように、ハードルは低い方が良いので、楽に続けられる10分を隙間時間として捻出して、継続を心がけてやってみてください。1,2週間続けていれば、習慣化してくるので、そうなればそのハードルはもっと低く感じられます。可能なら、そのとき、少し時間をのばせばよいのです。そして、やっていることを少しずつ修正していくのもとても良いです。少し修正して、改善していくのです。慣れは飽きにつながるので、慣れてきたな~と思ったら少し改善をすると良いです。もっとも重要なことは「習慣化」で、"継続と小さい改善"、これがコツです。習慣化は、生物の記憶化の仕組みそのものですので、人間の活動にとってとても実効性があります。隙間時間を作って、少しずつその時間を有効に育てていくことは、本当に自由な活動ですので、ぜひ取り組んでほしいです。

 

というわけで、「時間を作る」方法として3つ、①会社勤めの無駄な時間を減らす、②会社以外の目標を作って頭の中に時間を作る、③隙間時間を作る、を挙げさせていただきました。自分はこれらを、会社勤めを続けてきた中で取り組んできました。まだ十分とは言えませんが、働きやすくなってきたのは確かです。本当は仕事以外に時間を作りたいけど忙しくて時間がない、という人はぜひトライしてみてください。必ず効果が現れます。