自分がやりたいとかこうしたいとか、そう思うことにはいろんな形があります。そして、何かを「やめたい」と思うことも、やりたいことのうち。
やめたいと思うことはどことなく生産的なことではなく、ネガティブなことと感じられて、やりたいこととは違うように思ってしまうかもしれませんが、願望であることは確か。そのことに、ポジティブもネガティブもありません。
いずれにしてもそのようにしたいと願うのであれば、それはやりたいことであり、願望と言えます。
いちいち自分に気持ちを否定せずに、そのような願いがあることを認めることも大事なことです。
やめたいと思うなら、ただそれをやめればいいわけですが、簡単にやめられるならもうやめているわけで、なかなかやめられないから「やめたい」という思いをつのらせているわけです。
なかなか実現できないことは、願望という形で現れることもあるのです。
その「やめたい」という気持ちを、実現したい「目標」に掲げていいのです。やめることが目標。それでいいのです。
何かネガティブな響きがありますが、そんなことはどうでもいいのです。要はやめたいわけですから、それは堂々と「やめたい」と自分の中で宣言するのです。
「やめたい」。それが願望で、「やめる」。それが目標。それでいいのです。
やめるという目標を掲げたからと言って、すぐに実現できるわけではありません。すぐに実現できないからこそ、わざわざ「目標」という形で宣言したのです。
まずは、目標として「やめる」を宣言することが重要な最初の一歩。
そして、その実現に向けてどうするか。
すぐにやめることはできないとしても、やめることを妨げていることはたくさんあるはずです。
たいていの場合、やめることのメリットとやめないことのメリットの両方があって、やめないことのメリットの方が多いからやめられないのです。
やめないことのメリットがやめることのメリットより下回ったとき、きっと簡単にやめることを決められるはずです。
ですから、実際にはやめられない理由があるのです。
そのやめられない理由を減らすのです。やめることを妨げている要因を減らすのです。
でも、全部はきっと無理です。ですが、ひとつくらいはあるかもしれません。やめることを妨げている理由(あるいは要因)を減らすためにできることはきっとあります。
まずはそれをひとつやってみるのです。自分のできることをやってみるのです。
それがやめるための第一歩です。一歩進むと、またもう一歩進めるかもしれません。そして、やめるメリットの数がやめないメリットの数に近づき、あるいは、並びます。
ひとつひとつできることをやっていくのです。そうすることでやめるという目標に近づきいずれ達成するのです。
やめたいと思うこともやりたいことのうち。否定せずに認めるのです。そして、やめることを目標に掲げていいのです。
「やめる」という目標を宣言するのです。