人は体験することにお金を使います。体験こそが人間にとって重要なのです。
その体験をいかに充実させるか、あるいは自分にとって価値あることを体験するか、そういったことが重要なのです。
何かを体験するとき、人がどのようにそのことを体験するか、それは人それぞれです。その人が、そのことを通して見るもの、気にするものが何か、理解するものが何かで、体験の質は変わります。同じことをやっても、人によってはその体験は異なるということです。
わたしたち人間の中心は認知する主体であるわけですから、その出来事をどのように認知しながら体験するか、そういうことが体験にとって重要なのであり、その意味で、主観的な体験が重要だということです。
自分以外の他人が体験したことを、自分も同じように体験できるかというと、そんなことはできなくて、常に自分なりの体験しかできません。
ですから、体験するときというのはいつだって自分だけの体験であり、人がいかに楽しい体験をしているからと言ってもそれは自分とは関係がなく、自分にとっての体験こそが重要なのです。
お金は体験を買う。そのような言い方はできると思います。人間にとって体験は重要なことですから、自分にとって価値ある体験のためにお金をつぎ込む。とても重要です。
海外旅行に行くことが自分にとって真に価値があればその体験のためにお金を使うことは意味あることです。そのためにお金を持っているのであり、そのためにこそお金は使うべきです。
そのことこそ、お金の価値です。
人にとっては、美味しいものを食べることであり、また別の人にとっては、レストランに行くことであり、また別の人にとっては、車を買うことであり、ゲームをプレイすることです。
お金は使わなければ意味がなく、将来の備えもその未来で使うためのお金であり、体験という意味で、将来の体験のためのお金です。
株や不動産投資などで資産を増やすのも、将来にもっとお金を使うために資産を増やそうとするのであり、資産運用は将来の備えであり、将来の体験のためとも言えます。
また、資産運用そのものも体験であり、経済や市場の動向を自分のお金を使って体験するのであり、人によっては遊びでありゲームであり、増えても減っても資産運用そのものが価値ある体験であるわけです。
いずれにしても人間は主観的な体験が重要なので、その体験が自分にとって価値があるかどうか、有意義であるかどうか、そのことが大切なのです。そして、お金はその体験に使うということです。