人は、未来に向かって自分を変えていくために、何とかしたい、どうにかしたいと考えています。
ですが、何かをしたらいいかわからず、気が付いたら何も変わっていなくて愕然とします。
自分を変えていきたいのに、いつも自分は同じような感じで、同じように過ごしているわけです。
実際にはよく見ると少しずつ変化しているのですが、いつも自分がどのような状態で、そして、どのように変化しているのかを確認していないので、ただ自分が変化していることに気付いていないだけ、ということもあります。
そもそも、未来に向かってどのように変化したいのか、あるいは、未来にどうなりたいのか、未来に何を実現したいのか、そのようなことが明確になっていないと、その未来の時点に到達したときに、自分はそのように変わったのか、何が実現したのか、何も分かりません。
ですから、まずは、未来に自分はどうなりたくて、また、何を実現したいのか、このことについて考える必要があります。
そのことが明確になってはじめて、今からそれに向かって何をするか、何を備えればいいか、を考えることができます。
また、その前に、実現したい未来の状態に対して今の状態はどのようであるのか、どの程度のギャップがあるのか、それを把握する必要があります。
それが分かると、実現したい未来に対して、何が足りなくて、何ができるのか、何をしないといけないのか、そういったことを考えることができるわけです。
自分が実践し、行動することが決まれば、日々の実践に落とし込むことができます。
実現したい未来は実際には容易には現実のものにはならないかもしれません。ですが、重要なことは、それに向かって確かに物事が進んでいて、自分自身もそれに伴って変化していることです。
自分が変わっていくことが分かるということです。
実現したい未来に向かって少しでも進んでいると分かれば、きっと満足するし、安心すると思います。
実現したい未来が、真に現実のものになるかどうかは、実際には分かりません。ですが、人はそれに向かって考え、行動し、進んでいくということが大切なのです。
そして、実現できなくてもいいのです。少しでも自分を変え、進んでいるのなら、また、そのとき立ち止まって、未来について考えたらいいのです。
別に実現したい未来はひとつである必要はないし、全てが実現する必要もないのです。そして、いつでも、実現したい未来について考えることはできるし、書き換えることだってできます。
大切なことは、自分がそれらに向かって考え、進んでいくということです。