毎日の哲学の断片をつづるブログ

日々哲学することを習慣とし、思考と言葉をつづる

自分の力を行使することによって状況を変えていく。

力とは何か。人間にとっての力とは、自由ということです。

 

人は、自分の人生を良いように変えられないということで苦しみます。毎日生きていても、生きるのが大変だから、今の生き方を変えたい。でも、なかなか変えられないわけです。

 

これは苦しいことです。嫌だと分かっているのに、その人生を変えられないのです。今の生き方が自分の人生を苦しいものにしているのに、それを変えられないわけですから。

 

確かに変えられない事情があります。自分が日々やることで、自分だけでは決められないことがたくさんあるし、それらをひとつひとつ変えていこうとするのには無理があります。

 

状況は容易には変えられないのです。

 

世の中は、毎日大きく変わっているのに、なぜか自分の人生や生き方は変えられないのです。変わらないのです。

 

自分が今生きている、この状況を変えたいのに変えられない。変えられないこの状況に対して、自分は無力である。そういう状況です。

 

自分が今生きているこの状態を自分で変える力がない。自分にはその力がない。

 

これはとても苦しいことであり、まさに不自由です。

 

本来、人は自由であるはずです。

 

目の前のテーブルに置いてあるものを、持ち上げて違う場所に移動させることはできます。

 

自分には、ものを動かす力があるということです。確かに、自分にはそれを持ち上げる力があり、そして、それを違う場所に移動させる力があるわけです。

 

ものを動かすということに関して、自由です。

 

このことに関して、何の不自由も感じないし、苦しみも感じません。

 

確かに人は何でもできないかもしれません。万能ではないかもしれません。

 

ですが、できることはあります。自分の力を行使して、状況を変えることができます。

 

全ての状況を完全に変えることができないとしても、部分的には変えることができます。その力を持っています。

 

一体、自分は何を変えたいのか。目の前に広がる全てを、あるいは、世界を変えたいのか。

 

それとも、単に日常を変えたいのか。目の前の状況を変えたいのか。そのことに対して何も出来ないのか。何かできることはないのか。

 

人間は、本来自由です。不自由は苦しいことです。

 

ですが、できることはあります。自分は、それにアクセスして、それを変えることができます。変えることができるということは、状況を変えるということでもあり、自分の力が有効であるということ、実行力があるということを意味しているわけです。

 

自分には力があります。力を行使することができます。自由なのです。