日々、「嫌だな」とか「つらいな」とか、ネガティブな感情を抱きながら過ごすことはあると思います。
ですが、その感情がそれほど強くなくて、ごまかしながらでも生活できたりするので、その状態をそのままにして日々を過ごすがちだと思います。
ただ、それをそのままにしておくと、つらさが溜まってきて、どうにも前に進めなくなります。
ごまかしながら生きてきたつけが溜まってきて、いよいよ向き合わなくてはならないときがやってきたということです。
ですから、つらいという気持ちが強くなってきたら、それは自分の人生を取り戻すチャンスになるかもしれません。
その感情が強くなると、それを無視できませんから、心身に支障をきたします。そのため、私たちは自分の気持ちに向き合わざるを得ません。
つらくなっているということは、自分が今向かっている方向に行きたくないと言っていることを示しているわけです。
そのように生きていきたくない、というサインです。悲鳴です。
いったい自分は今どのような方向に生きていこうとしているのか。それをちゃんと知ることです。
きっと、嫌で嫌でしょうがない方向に歩みを進めているのです。
本当はそのように生きていきたくはないのですが、周りのこととか気にして、そのように生きていくことを避けられなかったのです。
そして、自分を騙しながら生きてきたのです。
ですが、心は正直です。自分に嘘をついて生きていても、心は段々と弱ってきて、苦しくなってきて、感情を強く発し始めるのです。
そして、もう限界に達して、そのように生きていきたくないと叫んでいるのです。もう無視できないレベルに達しているのです。
ですから、そのつらい気持ちに向き合うのです。なぜ、そのように生きていきたくないのか、ちゃんと理解するのです。
なぜそのように生きていきたくないのかが明らかになってくると、同時に、どのように生きていきたいのかが、浮かび上がってきます。浮き彫りになった生き方に、自分の心は反応します。
自分はどのように生きていきたいのかが分かったら、そのとき、自分の生き方を修正できます。つらいという感情が、自分の生き方を見直す良い機会になるのです。
つらい気持ちに向き合うのは簡単なプロセスではないかもしれません。ですが、そんな自分に丁寧に向き合って、正直になって、その気持ちを認めていくのです。
そうすると、自ずと、自分がどのように生きていきたいのか、明らかになってきます。